ビジネスパーソン男女400人が回答! 東京オリンピック・パラリンピック競技大会時の働き方対応
◆7割が通勤や仕事上の移動に不安を抱えている
まず、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会中の通勤や仕事上の移動」の不安具合を聞いてみると、38.6%が「不安がある」と回答。「やや不安がある」(31.8%)と合わせると7割にのぼりました。
不安の理由では、「移動に時間や手間がかかりそう」(92.4%)が最も多く挙がり、その後、「混雑により暑さが増しそう」(59%)、「業務スケジュールの調整に影響がでそう」(31.7%)が続きました。
◆会社を休みたい理由は「交通混雑が嫌だから」
次に、「大会期間中に、本音では会社を休みたいか」を質問したところ、「はい」(70.6%)が7割を達しました。
会社を休みたい理由のトップは、「交通混雑が嫌だから」(73.2%)。「大会を観戦したいから」(53.3%)よりも交通混雑を心配している人が多いようです。
◆38.8%の会社が「対策検討は予定していない」
混雑が予想される東京。対策を予定している会社はどれくらいあるのでしょうか。
調査結果では、「対策検討は予定していない」(38.8%)が最も多い結果に。検討を予定している会社でも「時期は未定」(27.2%)というところが多いようです。
来年は、ついに東京2020オリンピック・パラリンピック! 楽しみな気持ちもありつつ、交通混雑が不安な人も多いよう。今のうちから、「混雑をどう回避するか」を考えておいた方が良さそうですね。
【調査概要】
調査会社:サイボウズ チームワーク総研
調査対象:25~50歳のビジネスパーソン男女 東京都内勤務者 計400人(職場の働き方整備や制度作り業務への関与者 100人、その他ビジネスパーソン 300人)
調査期間:2019年6月28日(金)~29日(土)
調査方法:インターネット調査