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WORK

2018.02.27

【シェアスペースで暮らす人】#1石山アンジュさんにインタビュー|『リモートワーク女子の1か月』拡大コラム1

居住とワーキングスペースが一体となった実験的な施設“Cift”を舞台にストーリーが展開するOggi3月号の【1か月コーディネート】企画。誌面で紹介しきれなかった取材内容を、スピンオフコラムとしてOggi.JPで特別公開!

村上花名

発売中のOggi3月号の1か月コーディネート企画の主人公は【リモートワーク女子】。今注目されている働き方のひとつで言葉の定義は諸説ありますが、「会社以外の場所から遠隔で仕事を行う人、または複数の拠点で活動するフリーランス職種の人」です。

1.仕事が多拠点
2.PCさえあれば身ひとつで働ける
3.さまざまな業界で活躍する

のような特徴が挙げられます。IT技術の進歩によって場所に縛られないことが「好きな場所で好きな人と好きな仕事をする」ことも可能な時代に! 人生の選択肢が増しライフスタイルの幅が広がる働き方として、今注目を集めています。このスピンオフコラムでは誌面で追い切れなかった【リモートワーカー】のライフスタイルやお仕事を深掘りします。

生活共同体“Cift(シフト)”ってナニ?

Cift

まず舞台となった施設の説明から。昨年春、渋谷にオープンした施設“SHIBUYA CAST.”の13階に位置する“Cift”は、住居とワーキングスペースが一体となった新しいシェアスペース。共有のキッチン、ダイニング、リビングなど従来のシェアハウスの設備を備えるうえ、それぞれの部屋には風呂や洗面所、キッチンやお手洗いなど通常の住宅と変わらない仕様になっているというハイブリットな作り(現代版“長屋”と呼べるかもしれない)。

“ともに暮らし、ともに働く”、“拡張家族”をコンセプトに、共有のリビングはときには談話スペース、商談の場と幅広く利用され、住人同士、またその住人の知人同士とコミュニケーションの輪が広がっていく。今までにない開けた場として誕生した。

“Cift”に暮らす人々とは?

石山アンジュさん Cift広報

▲石山アンジュさんは“Cift”の住人のひとりであり、同施設の広報を務める。

“Cift”には現在40人のクリエイターが暮らしている。Oggi3月号の誌面に登場していただいた方々の肩書きは、美容冒険家、コンセプター、編集者、本作家、ソーシャルヒッピーなどさまざま。幅広い分野の専門家が集う場所では日々新しいプロジェクトやサービスが生まれているとか。今回は居住者のひとりであり、“Cift”の広報窓口を担当している石山アンジュさんにお話をうかがった。

―お仕事の内容を教えてください。

「複数の企業・社団法人で働く傍ら、個人事業主としてメディアの連載や政府から任命を受けた内閣官房シェアリングエコノミー伝道師や総務省地域情報化アドバイザーなどの仕事をしています。それから、この“Cift”の広報担当です」

―本日のスケジュールを教えてください。

「まずはこのインタビュー取材からスタートです(時刻はAM9:00)。“Cift”に関連する取材があれば朝出かける前に受けることが多いです。このあとは“NagatachoGRID”というシェアオフィスがあるのですが、そこで来客対応を1件。永田町で政府担当の方とランチミーティング1件、そのあとまたGRIDに戻って2件打ち合わせ。そのあと、ある省庁にて講演をします。夜はある業界団体のイベントに顔を出して終了です」

―控えているプロジェクトがあれば教えてください。

「近々海外で講演予定です。きっかけはSNS。Twitterでシェアリングエコノミーについて英語でつぶやいたら、カンファレンスに呼ばれたんです。そういった経緯で海外メディアから取材を受けることはしばしば。インターネットを通じて多くのチャンスに恵まれています。もっと多言語で展開できればもっと世界の仕事が増えそうなので手段を画策中です」

雑誌 取材

美しくパワフルに働く【リモートワーク】女子が暮らしている“Cift”。これからはこのような施設が増えていくという。今後のキャリアプランのひとつに加えてみてはどうだろう。

最新のシェアスペースに暮らし広報を務め、行政や世界を相手に働く石山さん。一体どうしたらそんな働き方ができるようになったの? 興味が湧いた人は、【石山アンジュ】ができるまで。記事でさらに深掘りを!

撮影/豊田和志 構成/村上花名(本誌)

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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