Q1.子どもが出来ない期間がどれくらい続いたら「不妊症」と定義される?
1.半年
2.1年
3.3年
正解は?
正解は、2.1年
日本産婦人科協会により定義されています。
参考記事:初めての病院での不妊検査。内容や費用は? いつがベスト?【医師が考える正しい妊活】
Q2.精液検査はどこで受けることができる?
1.泌尿器科
2.婦人科
3.保健所
正解は?
正解は、1.泌尿器科&2.婦人科
実はどちらでも精液検査が可能。男性も婦人科を受診することができます。
参考記事:「男性不妊の原因。9割が精子に問題アリ」産婦人科院長・杉山医師のカラダの不調解決コラム
Q3.精子によくないとされている運動はどれ?
1.自転車
2.柔道
3.筋トレ
正解は?
正解は、1.自転車
サドルで男性器が圧迫されることが会陰や精巣へダメージを与え、勃起障害につながることがあります。
Q4.妊活によくないとされている薄毛対策はどれ?
1.プロペシア入りの脱毛治療薬を飲む
2.ミノキシジル入りのシャンプーを使う
3.毎日頭皮マッサージを行う
正解は?
正解は、1.プロペシア入りの脱毛治療薬を飲む
勃起障害の副作用があると言われており、不可逆性(治らない)の可能性があると言われています。
Q5.精液検査の結果を女性だけが聞きにいくカップルの割合は?
1.約4分の1
2.約3分の1
3.約半数
正解は?
正解は、3.約半数(※産婦人科での精液検査の場合)
男性が産婦人科へ行くことの抵抗感が大きい結果と見受けられます。男は精子を出す機械と捉えている男性も多いそう。
男性の妊活は馴染みが薄く「自分は精液出ているし、膣内射精してるから大丈夫」と、気軽に考えている男性も多いのではないでしょうか。
世界的に精子力が低下し、不妊の原因の約半数が男性にある中、男性にもきちんとした妊活の知識やしっかりとした意識をもってほしいと女性側は思っています。
子供をもつ、もたないという選択肢や、妊活や不妊治療の結果、妊娠に至らないこともあります。ただ「欲しい」と希望するカップルが、精子の問題に気づかず、タイミングを逸してしまうような状況を改善できることを願っています。
情報提供/月刊TENGA
クイズを監修したのは… 泌尿器科医 小堀善友先生
獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンター准教授。
専門分野は男性不妊症、勃起・射精障害、性感染症。
著作「泌尿器科医が教えて=オトコの「性」活習慣病」(中公新書ラクレ)。
HP『Dr.小堀の「オトコのミカタ」』