Oggi世代の女性と話していると、最近話題にのぼるのが「都市にこだわらない働き方」。今回は地方へ移住した8名に、ライフスタイルの変化によってお金事情がどう変化したのかインタビューしました。「お給料も生活費も下がりそう」なのが地方暮らしの一般的なイメージ。実はそのほかにも意外な変化が!
地方への移住で【お金事情】はどう変化した?
【1】加藤サナさん(愛知)の場合・・
【年収】変わらない
【家賃】夫とふたり暮らし 5000円増
旅行などレジャーにかける支出が月1万円ほどUP
「外食が激減して東京で突出していた食費がダウン。一方、こちらに来て車で遠出するようになり、週末旅行やダイビングにかける支出が増加しました。現在は、移住したてのころに慌てて買った中古車を買い替えるか検討中です」
【2】青木佳子さん(和歌山)の場合・・
【年収】変わらない
【家賃】6万5000円減
借りた家は地区に残る古民家。40万円かけて修繕しました
「転勤のため事前に準備したお金というのはありませんでしたが、入居にあたって水回りなど、家の修繕はしっかり行いました。押し入れをDIYで本棚にした一角は、東京から連れて行った猫の麦助もお気に入り」
【3】高尾モナさん(島根)の場合・・
【年収】3割減
【家賃】12万円減
年収減でも、支出総額が減ったので不満なし
「ある程度年収が下がるのは覚悟していました。でも、家賃は東京時代と広さは変わらず20万円→8万円と大幅ダウン。外食も安くておいしいお店がたくさんあるので、生活の質はかえって豊かになった気がします」
【4】窪田美穂さん(東京→新潟→箱根)の場合・・
【年収】3割増
【家賃】実家→ひとり暮らしに(新潟時代)5万1000円増
通勤にもレジャーにも必須! 生活必需品の車に月5万円
車がないとつらいので150万円ほどの車を買いました。ローンが毎月約5万円で結構な支出に。南魚沼では除雪が必要な冬は駐車場代が月1万5000円で割高なのも想定外でした。収入はキャリアアップのためUP」
【5】戸塚絵梨子さん(岩手)の場合・・
【年収】変わらない
【家賃】夫が住む東京の自宅とダブルで負担 2万円増
飲み代は月に約3万円。地方ならではの「運転代行」も
飲み会には必ず地酒が登場! 「週の半分ほど仕事がらみの飲み会があり、3次会、4次会まで続くことも。少し郊外に住んでいた数か月前までは飲むと車で帰れず、運転代行費用も大きかったです。今は市街の家を同僚とルームシェア中。家賃は安いのですが、東京のマンションの家賃も負担していて、結果的に2万円UP」
【6】田辺知香さん(北海道)の場合・・
【年収】100万円増
【家賃】借り上げマンション→実家に入れる金額 5万円増
友達との遊び方が変化して交際費が月2万円UP
「お金をかけず街歩きをしているだけで楽しかった東京に比べ、札幌は見どころがたくさんあるわけではないので、友達と会うと『とりあえず飲むか』となりがち(苦笑)。収入はUターン後転職した企業が成長中で上昇!」
【7】籔内彩希さん(徳島)の場合・・
【年収】4割減
【家賃】ひとり暮らし→社宅 9万円減
地方でもきれいでいたいから美容代はケチりません!
「地方にいるからって、おしゃれや美容で手を抜くのはイヤ。美容室も3~4軒まわって、自分の納得のいくお店を見つけました。ネイルサロン、まつエクなどは都会より少し割高だけど、支出額にそれほどの変化はありません。洋服はネット通販を使うようになりましたが、試着できないのがちょっと不満」
【8】内藤伶奈さん(岡山)の場合・・
【年収】変わらない
【家賃】夫婦でローン折半 2万円減
洋服代は変わらないけれどプチプラ服が増えました
プチプラで買った最近の戦利品!「東京ではブランド服を買っていましたが、こちらではラフな服装の方も多く、気張った格好をしなくなりました。その反動か、気軽なプチプラ服を大量に買ってしまうので支出額は毎月2万~3万円とほぼ変わってません(苦笑)」
Oggi3月号「もう『都市』にこだわなくていいのかも!? 地方で働くということ」より
構成/佐々木 恵・酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部