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BEAUTY

2019.04.14

かくれ紫外線注意報! 認識不足はシミのもと? 正しい紫外線対策4<女性222名調査>

パシフィック・コミュニケーションズ株式会社が資生堂ジャパン株式会社の協力のもとに実施した、「女性の日焼けに関する認識調査(20〜40歳の女性222名対象)」の結果から紫外線対策までご紹介します。

油断大敵! 紫外線はすぐそこに

◆日焼け対策は十分。でも?

普段生活をしているだけでも、知らない間に紫外線リスクにさらされていることを知っていますか?「晴れた日以外は日焼け止めはいらない」、「日陰ならそんなに焼けない」、と考えている女性も意外に多いようですが、知らないうちに浴びている“かくれ紫外線”の対策も必要なのです。

パシフィック・コミュニケーションズ株式会社が資生堂ジャパン株式会社の協力のもとに実施した「女性の日焼けに関する認識調査(20~40歳の女性222名対象)」によると、正しい日焼け対策について知らない、していない女性が多いということがわかりました。

女性の日焼けに関する認識調査

この調査を監修、予防法を教えてくれるのは、美容ジャーナリストの永富千晴さん。

美容ジャーナリストの永富千晴さん

多くの女性が知らない“かくれ紫外線”って?

かくれ紫外線とは、紫外線の中でも肌の中まで刺さる紫外線UV-A(A紫外線)』のこと。肌にダメージを与える紫外線には肌表面の日焼けを起こすものだけではなく、特にシワ、たるみなどの原因になりかねません。

紫外線のうち、私たちの肌に影響及ぼすのがUV-AとUV-Bです。一般的な肌の色が変わったり、ヒリヒリとして火傷のような状態になったりする大部分が、肌表面の表皮で散乱・吸収するUV-Bによるもの。

一方、UV-Aは波長が長いことから、30~50%が表皮を通過して肌の奥の真皮層にまで達します。UV-Aは知らないうちに浴びていることが多いことから、“かくれ紫外線”と言えます。

紫外線

◆春先から本格化する、かくれ紫外線 UV-A

夏に増えるイメージがある紫外線量ですが、実はUV-Aは通年降り注いでおり、冬でも夏の半分程度にしか減りません。4~8月にピークを迎え、おでかけシーズンがはじまる春先から本格化します。

月別 UVA・UVBの量

特にUV-Aは波長が長いことから、雲も突き抜けて降り注いでいます。永富さんは、「春先のように、日差しの強くない季節や曇りの日でも1年中紫外線対策をすることが重要。また夕方こそ、かくれ紫外線に注意してほしい」と話します。紫外線量は、正午前後のピーク時から量は徐々に減っていきますが、夕方になってもゼロにはならず、午後まで残っているのです。

屋内や日かげにも入ってくる、かくれ紫外線。屋内ではUVカットのカーテンや窓に紫外線をカット・遮熱するシートを貼る。屋外は、日焼け止めなどの対策はかかさないでくださいね。

かくれ紫外線 UV-Aを防ぐための4つのポイント

1:PA値を見て選ぶ

UV-Aをブロックするためには、UV-Aを防止する高さを表す「PA」値に着目して選ぶことがポイント。PAは4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UV-Aに対する防御効果が高いことを表します。多くの人が注目するSPFはUV-Bを防ぐ効果指数ですが、SPF値だけでなく、PA値も意識することが重要です!

2:こまめに塗り直す

日焼け止めは、一日中、こまめに塗り直すことが大切です。朝に塗り、ランチ前に塗り直し、西陽の強い紫外線に備えて再度、夕方の外出前に塗り直し。時間がないときも頬や鼻など焼けやすい部分は重ねづけして紫外線を防ぎましょう。

3:汗は拭き取ってから塗る

春は汗ばむこともありますが、汗ばんだ後に塗ると、ムラなくきちんと塗れないため、タオルやハンカチで汗を拭き取ってから塗りましょう

4:首元や袖の入り口も入念に

かくれ紫外線防止のためには、身体にも日焼け止めを塗ることがポイント。服を着る前に、特に首元や袖の入り口などのかくれ紫外線が入ってきやすいところを中心に塗ること。サンダルなどを履くときには、足の甲に塗るのを忘れがちなので注意を。背中や肩の裏など、自分では塗りにくい部位は、スプレータイプの日焼け止めを活用すると良いですよ。

これからの季節は、おでかけも多くなるはず。バッグに必ず日焼け止めを入れておきたいですね。

【調査概要】

調査:パシフィック・コミュニケーションズ女性の日焼けに関する認識調査
協力:資生堂ジャパン
調査対象:20~ 40歳の女性220名

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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