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BEAUTY

2019.04.13

女医が教える【ニキビを予防】する正しい洗顔方法

ニキビ予防の基本となる洗顔やメイクの方法を女医が解説します。

ニキビは女性のお肌の大敵。プツプツと目立ちやすいニキビは美容上の観点から気になるだけでなく、悪化するとかゆみや痛みなどの不快な症状も引き起こします。また、悪化すると皮膚の深層にまで炎症を波及させてダメージを与えるため、クレーターのような痕を残すことも少なくありません。

様々なトラブルを起こすニキビは、しっかり予防するのが大事。今回は、ニキビ予防の基本となる洗顔やメイクの方法を詳しく解説します。

【目次】
【ニキビを予防】する正しい洗顔方法
【ニキビを予防】する正しい化粧品の選び方、つけ方
【ニキビ予防】に効果のある、ビタミンって?

【ニキビを予防】する正しい洗顔方法

ニキビは過剰に分泌された皮脂やメイク汚れなどによって詰まった毛穴内に炎症が生じることで発症します。私たちの皮膚に常在しているアクネ菌が、毛穴内に詰まった汚れを餌にして繁殖することで炎症を引き起こすと考えられています。

このため、ニキビを予防するには毛穴が詰まらないよう余分な皮脂や汚れをしっかり落とすことが大切であり、正しい洗顔はニキビ予防の第一歩ともいえるのです。

ニキビ
(c)Shutterstock.com

では、ニキビ予防に有用な正しい洗顔方法とはどのようなものなのでしょうか?

第一のポイントは、洗顔料をしっかり泡立ててから使用することです。メレンゲのようなきめ細かい泡は、肌を傷つけることなく、やさしく撫でるだけで毛穴に中までしっかり浸透して汚れを浮き上がらせます。

洗顔料をしっかり泡立て
(c)Shutterstock.com

一方、泡立ちの少ない洗顔料はきめが粗いため、毛穴の内部まで浸透しづらく、指でこすると肌との摩擦が生じてダメージを与えてしまうこともあるのです。

そして、第二のポイントは、よく汚れを落としたら、たっぷりのぬるま湯でしっかりと泡と汚れを洗い流すことです。

泡や汚れが残ったままにしておくと、肌に炎症を引き起こしたり、固まった洗顔料が毛穴に詰まってニキビの悪化につながる可能性もありますので注意しましょう。

【ニキビを予防】する正しい化粧品の選び方、つけ方

ニキビを予防するには、メイク方法や化粧品の選び方にも注意する必要があります。間違ったメイク方法や好ましくない化粧品の使用は、毛穴のつまりを引き起こしてニキビの発症・悪化の原因となります。

毛穴が詰まりやすい化粧品の代表格はリキッドファンデーション

毛穴の隙間にまで入り込むリキッドファンデーションは、様々な皮膚トラブルを覆い隠す効果があるため、女性の強い味方でもあります。

しかし、一方で毛穴に詰まってニキビを引き起こしやすいといった難点も。肌が荒れている時や皮脂の分泌が多い時には、リキッドファンデーションではなく、パウダーファンデーションを軽く乗せる程度に止めましょう。

化粧品
(c)Shutterstock.com

また、肌にピリピリとして刺激を与える化粧品も避けることが大切です。化粧品には多くの成分が含まれており、肌質によってはダメージを受けるものもあります。

肌質に合わない刺激のある化粧品を長期間使用すると、肌の乾燥や炎症を引き起こし、皮脂の分泌が促されることがあります。結果としてニキビができやすくなることもありますので、注意しましょう。

【ニキビ予防】に効果のある、ビタミンって?

ニキビの治療薬として皮膚科でも使用される塗り薬には、ビタミンAを主成分とする「レチノイド外用薬」と呼ばれるものがあります。

これは、2008年に日本ではじめて認可されたニキビ治療薬であり、現在ではニキビ治療の際の第一選択薬として広く使用されています。

ビタミンAには毛穴の出口付近の皮膚を柔らかくする効果があり、毛穴詰まりの予防・改善につながります。

また、ニキビの原因となりやすい過剰な皮脂分泌は、ビタミンB2、B6、Cなどのビタミンで抑えることができます。皮膚科でのニキビ治療では、これらのビタミン剤の内服治療が行われることもあり、ニキビを予防するために非常に重要な栄養素と考えられます。

化粧水や乳液などの基礎化粧品にはビタミンAが含まれるものも販売されていますので、ニキビが気になる場合には、基礎化粧品を変えてみるのも一つの方法です。

また、食生活においては、野菜や果物を積極的に取り入れて、ビタミン類を多く摂るよう心がけましょう。

野菜や果物
(c)Shutterstock.com

成田亜希子先生

一般内科医。プライベートでは二児の母。
保健所勤務経験もあり、医療行政や母子保健、感染症に詳しい。
国立医療科学院などでの研修も積む。
日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会所属。


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