【鎌倉へ器を探しに】日帰り旅
この企画を機に「器ライフを充実させる」と決意した編集・佐々木。こだわりの器探しに都内のお店へ。最近は服と器や雑貨を一緒に扱うライフスタイル系のお店が多く、服の好みの延長で器が選べる。結局あれこれ悩みつつ、小皿2枚と箸置きを購入した私。お店で手に取ったときの情景も思い出になり、愛着ある「いい器」になること間違いなし!と確信したのでした。
【ロンハーマン 千駄ヶ谷店】
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-11-1
TEL:03・3402・6839
営業時間:11:00~19:30
定休日:不定
L.A.発のスペシャリティストアとしておなじみのロンハーマン千駄ヶ谷店は、都内各所にあるショップの中でも器が特に充実。人気なのは「サクザン」シリーズ。伝統ある美濃焼を鮮やかな色で表現した同ブランドだけの別注品。手になじむ滑らかな質感と西海岸らしいムードが調和したアイテムは、まさに和洋のいいとこどり。ボウル、プレートなど種類も豊富で、セット使いする人も多いのだとか。
【上】ボウル ¥3,200、碗(M) ¥2,400
【下】/丸皿(S) ¥1,600、丸皿(SS) ¥1,200(すべてサクザン)
【ビームスジャパン】(新宿)
住所:東京都新宿区新宿3-32-6 5F
TEL:03・5368・7300
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定
伝統的な手仕事に美を見出す「民藝」の考えに沿った器のほか、クラフトや質のいいウエアを通し、日本の魅力を発信するショップ。5Fフロアの「フェニカ スタジオ」では、違う窯のものを直感で選んでも統一感が生まれるようセレクトした器が並ぶ。昔の器に描かれた模様を現代風に復刻させるなどオリジナル商品も多数。
【上】青が料理を引き立てる。出西窯 6寸縁鉄皿 ¥2,600
【中】フェニカ別注濱田窯 6角皿大 ¥2,500
【下】オムライスなど一皿料理に。小鹿田(おんた)焼 8寸縁付皿 青流し ¥3,800
【yuyujin】(学芸大学)
住所:東京都目黒区鷹番3-4-24
TEL:03・3794・1731
営業時間:11:00~19:00(日・祝~18:00)
定休日:月
まだ器が今ほど注目されていない30年以上前、島根出身の父をもつオーナーが「地元のいい器を提案したい」と開いたお店。出西窯、湯ゆ 町まち窯などの器は、食卓に取り入れやすいシンプルなデザインが多く、「これから器を集めたい」という人にもぴったり。
【上】グラタンや野菜炒めをどっさり盛りたい。小代焼(しょうだいやき)ふもと窯井上尚之 楕円鉢(中) ¥4,200
【中】丼や中鉢として幅広く使える。出西窯 はたぞり切立鉢5寸(呉須(ごす) ¥2,300
【下】民藝も小皿なら取り入れやすい。小鹿田焼 坂本工たくみ 4寸皿 トビカンナ ¥1,100
【暮らしの店黄魚(きお)】(代々木八幡)
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-9-19 代々木公園Qビル1F-A
TEL:03・6804・9888
営業時間:11:00~18:00(土・日 12:00~)
定休日:水
八幡商店街沿いに面して建ち、窓辺に並んだカラフルな食器や調理器具が目を引く「黄魚」。陶芸家のアシスタントだったというオーナーがセレクトした器は「使いやすさ」が第一。電子レンジや食器洗浄機に対応した器を中心に、デザイン性も兼備した器がそろっているから、毎日使いたくなる一枚が見つかるはず。
【上】料理を引き立てる黒。山本拓也 8角皿 黒 ¥5,000
【中】使って「育てる」楽しみも。iwakagu トレー(中)桜 ¥5,800
【下】スモーキーなガラスの質感がおしゃれ。森谷(もりや)和輝 クリア 八角(s)¥5,500
Oggi2月号「『働く30歳からは日々のごはんから『いい器』」より
撮影/山下千絵 デザイン/スズキのデザイン 構成/酒井亜希子・佐々木 恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部