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◆本記事内にある商品は、すべて過去のOggi本誌の記事から再編集しています。現在はお取り扱いのないものがございますので、メーカーへのお問い合わせはご遠慮ください。
▼この記事の要点
- 最高気温8度の日は真冬頃、最低気温8度の日は、春・秋頃の季節。万全な防寒対策が必要
- アウターは、最高気温8度は厚手コートやダウン、最低気温8度はトレンチコートや厚手ジャケットで防寒を
- 重ね着を活用して暖かく。また、マフラー、手袋、帽子など、冬小物をプラスして、朝晩の冷えに対応して!
気温8度の時期
気温8度は、しっかりとした防寒が必要な時期。どんな気候で、何に注意したらよいのでしょうか。
【最高気温8度】
1月~2月頃の真冬に多い気温。最低気温が0度前後まで下がるため、しっかりと防寒できる厚手のアウターが必須です。アウター×ニット×長袖インナーの3レイヤーが基本。
【最低気温8度】
3月~4月頃の春や、11月頃の秋に多い気温。日中は18度前後まで上がるため、寒暖差に対応できるよう、脱ぎ着しやすいライトアウターを選びましょう。
気温8度の服装選びのポイント
気温8度の日は、最高気温と最低気温で体感が大きく変わりますが、どちらの場合でも寒さ対策は必須。気温に適したアウター選びや小物の有無など、ポイントをチェックしてみましょう。
◆最高気温8度の服装のポイント
・ウールコートやダウンなど保温性の高いアウターで防寒対策を
・アウターの下も重ね着で暖かく
・マフラーや手袋、タイツなど冬小物があると◎
<お手本コーデ>
ミリタリーコート×ダウン×シャツ×パンツ

コート×ダウンの重ね着も、保温性に優れた薄手タイプなら着膨れせず暖かい。
ブルーのシャツを合わせると、英国紳士のようなきれいめトラッド感が。シャツのボタンを上までしっかり留めた真面目なスタイルにバサッと感のあるカジュアルなコートを投入する、そのアンバランスさがかえっておしゃれを引き立てる!
ダウンやボアベスト付きの「マルチWAYな軽はおり」なら、着回し力もあたたかさも抜群♡
◆最低気温8度の服装のポイント
・トレンチコートやジャケットなど軽アウターが必須
・日中は厚手のトップス1枚でOK
・肌寒い日は薄手のストールやスカーフがあると安心
<お手本コーデ>
トレンチコート×ボーダーカットソー×白デニムパンツ

小粋なアクセントとして有効な肩に掛けたスウェットは、防寒対策にも◎。
トレンチコート×ボーダーカットソーのトラッドスタイル。白デニムの裾からロイヤルブルーのソックスをチラ見せさせるのがポイント!
【最高気温8度の服装】冬のおすすめ通勤・休日コーデ
最高気温8度の日が多いのは、真冬の時季。晴れた日でも朝晩は0度近くまで気温が下がるため、厳しい寒さにも耐えられるような防寒重視のスタイルがおすすめです。
▶▶通勤コーデの場合
ベージュコート×ハイゲージ赤ニット×白パンツ
ダークブラウンロングコート×カーディガン×白ロングスカート
白ダウン×きれい色ニット×ベージュパンツ
ミントグリーンのシャギーニット×白シャツ×白スラックス×手に持ったコート
ブルーコート×カーディガン×ウールパンツ
ベージュコート×ハイゲージ赤ニット×白パンツ

今シーズンの赤は、パキッと鮮やかなトーンが旬。ハイゲージの薄手ニットで取り入れればすっきりと大人っぽく決まる。白やベージュの淡いトーンと合わせてメリハリを。
真冬はコートの下に「赤アイテム」のスパイスを効かせて華やぎを♡
ダークブラウンロングコート×カーディガン×白ロングスカート

スカートを使ったかわいげのあるスタイルでブラウンの“渋さ”を中和すると、大人に程よいバランスで着地。共布のベルトで表情豊かにアレンジできるのもこのコートの優秀ポイント。
白ダウン×きれい色ニット×ベージュパンツ

マットな素材感と優しい色合いで洗練リッチな美人ダウン。はおるだけでサマになり、顔まわりが引き立つ、ハイカラー&小ぶりフードが特徴。長いリブ袖も小粋で新鮮!
ミントグリーンのシャギーニット×白シャツ×白スラックス×手に持ったコート

甘めのミントグリーンとシャギーニットのふわふわ感で、かわいい印象のニット。通勤コーデに取り入れるなら、白シャツとスラックスを合わせて爽やかさを加算して。
ブルーコート×カーディガン×ウールパンツ

重量感のあるコートやウールパンツなどまったりしがちな真冬の着こなしには、白スニーカーでキレのいい抜け感を加えて。ローテクならではの細身のノーズ&平らなソールが、ロングコートを重く見せずに全身をすっきりと整えてくれる。
▶コーディネート検索で他の仕事スタイルを探してみて!
▶▶休日コーデの場合
ダークブラウンロングコート×ストライプシャツ×黒ニット×レザー調パンツ
ダークブラウンロングコート×ニット×カットソー×デニムパンツ
ベージュダウン×デニムシャツ×タートルニット×グレーパンツ
ブラウンダウン×ポロニット×カーディガン×ミニスカート
淡いベージュダウン×オフ白のリブニットスカート
ダークブラウンロングコート×ストライプシャツ×黒ニット×レザー調パンツ

ベルトを垂らし、落ち感のある直線的なシルエットとコクのあるブラウンで全身を引き締め、ハンサムな雰囲気を漂わせて。コート以外の洋服はストイックなモノトーンで統一しタフなかっこよさを補強。ストライプのシャツで縦のラインを強調し、メリハリよく。
ダークブラウンロングコート×ニット×カットソー×デニムパンツ

カラーミックスをまとめあげる、ブラウンの懐の深さを存分に堪能。たっぷりの裾と共布ベルトで動きを出せば、カジュアルスタイルに大人っぽい迫力がつく。
ベージュダウン×デニムシャツ×タートルニット×グレーパンツ

感度の高いベージュダウンはカジュアルコーデを女っぽく誘導。オーバーシルエットでも重たく見えないのが、ベージュダウンのいいところ。デニムカラーと相性がよく、着こなしをヘルシーに引き寄せてくれる。
脱・無難を叶えるニュアンスカラーダウン!手持ちのワードローブとも相性よし&新鮮♡
ブラウンダウン×ポロニット×カーディガン×ミニスカート

ポロニットとカーディガンのレイヤードに、旬のミニスカートを合わせて。そんなグッドガール風のコーディネートの仕上げに、パフィーでツヤやかなダウンをざっくりはおって。フランス発の新進ブランドらしいキレのよさが、ブラウンのワントーンの旬度とモード感を一気に高めてくれる。
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淡いベージュダウン×オフ白のリブニットスカート

淡いベージュと襟元のボリューミィなエコファーがリッチでフェミニンなムードを盛り上げ、ダウン=カジュアルという思い込みから解放してくれる。オフ白のリブタイトでトーンをつないで、都会的な旬スタイルに。
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▶コーディネート検索で他の休日スタイルを探してみて!
【最低気温8度の服装】春のおすすめ通勤・休日コーデ
最低気温8度は、日中は暖かく感じることもありますが、朝晩は冷えるためアウターは欠かせません。きれい色や明るめのトーンを意識すると、春らしい軽やかな服装に。
▶▶通勤コーデの場合
テーラードジャケット×ピンクニット×カットソー×白デニムパンツ

パステルピンクのニットの袖口から、インに重ねたコーラルピンクのカットソーをのぞかせて。トーンの違うピンク同士の掛け合わせも、袖口だけならさりげなく小粋。
短丈ジャケット×白シャツ×パンツ

きちんと感は大前提として、ジャケットにプラスαのモード感や大人の迫力を求める人は、周りと差のつくシルエットを重視して。同色同素材のハイウエストパンツを合わせれば、同時にスタイルアップも手に入る。
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白ジップブルゾン×アンサブルニット×ロングスカート

ちょっぴりカジュアルに通勤したい気分のときは、ラフさのあるジップブルゾンをはおって。明るいカラーも、顔周りを華やかに見せてくれる。大人っぽいシルエットのスカートは、ウール混だからシワになりにくい。足元は晴雨兼用のシューズで快適に。
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▶▶休日コーデの場合
ベージュピンクニット×シャツ×サテンスカート×手に持ったコート

ベージュピンクのニットは、まったり見せない素材選びが大事。強撚コットンのしっかりした編み地でカリッと爽やかに。
短丈デニムジャケット×ビッグシャツ×スウェットパンツ

短丈デニムジャケットからビッグシャツをのぞかせた新鮮レイヤード。スウェットパンツとスニーカーの白がカジュアルコーデを都会的に。サイドのシルバーロゴがキレよく効いて。
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スポーティアウター×ブルーニット×フレアスカート

窮屈感のないニットとスカートでノンストレスな着こなしに。ゆったりカフェで過ごしたい日にぴったり! インクブルーのニットがコーデを引き締めてくれる。さらに、バッグでそれとなく高級感を出すのも忘れずに。
【最低気温8度の服装】秋のおすすめ通勤・休日コーデ
最低気温8度は、秋にも多く見られます。重ね着を取り入れて、気温に合わせて調整できるスタイルが理想的。落ち着いたトーンや素材を意識すると、秋らしい季節感をプラスできます。
▶▶通勤コーデの場合
黒ジャケット×ボーダーニット×マキシフレアスカート

テーラードジャケットとマキシフレアスカートの重厚感を白スニーカーで軽やかに。スニーカーは通気性のあるメッシュにサイドのCロゴ刺しゅうがアクセント。
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ニュアンスカラージャケット×カットソー×ワンピース×腰に巻いたチェックシャツ

優しい印象を与える、ベージュ×クリームイエローのマイルドなトーン。全体がぼやけないように、チェックシャツやリムが太めのアイウェアなどでメリハリを加えるのがポイント。ベージュジャケットを軸にやわらかくも、どこかメリハリを。
「ニュアンスカラージャケット」はワントーン配色で着こなして!
チェック柄ジャケット×白シャツ×ブルーカットソー×ワイドパンツ

ライトベージュの地色に、ほんのりカーキのニュアンスを含んだチェック柄が新鮮。中に白シャツをレイヤードして、仕事にふさわしい清潔感を印象づけて。
▶▶休日コーデの場合
ネイビージャケット×グレーロゴT×ネイビーパンツ

ジャケット×ロゴTのきれいめカジュアルコーデ。真面目な足元はカラーソックスで遊ばせて。
襟付きのレザーブルゾン×カットソー×ブラウンスカート

ハードになりがちなレザーをブラウンのやわらかい色合いで中和。やわらかなシープレザーを、ディープブラウンに染め上げて、より優しげに。背面の裾にはリブがあるのに対し、前身ごろの裾にはリブがなく、すっきりときれい見えする。
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Gジャン×タートルニット×テディファータイトスカート

アクティブなGジャンに、リッチなかわいげのあるファータイトがベストマッチ。
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【最高・最低気温8度】おすすめアウター
気温8度の日は、基本的にアウター必須。最高気温8度の日は、ダウンやウールコートでしっかり防寒対策を。最低気温8度の日は、トレンチコートやジャケットなど、脱ぎ着しやすい軽めのアウターで温度調整を意識してみてください。
▶▶最高気温8度
上質ウールコート

やわらかい生地がぐっとリッチに品よく見せてくれる上質なウールコート。通勤スタイルに垢抜け感を求めるのであれば、ちょっぴり赤みのあるブラウンカラーが最適♡
ロングダウン

しなやかさと温かみを授けてくれるアイボリーのダウン。ニットも同じトーンを選びつつ、グレーを指名するとスタイリッシュさがぐんとアップ。締め色を使わずともメリハリが生まれ、コーデが間延びしない。
カーリーエコファーコート

“触れたくなる度”満点、カーリーエコファーのミドルコート。高めのスタンドカラー、すっきりした比翼仕立て、上品なブラウンで大人顔に。きれいめパンツと合わせたら、話題のキルティングバッグで洒落たアクセントを加えて。
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▶▶最低気温8度
トレンチコート

繊細なウールフランネル素材を、ほどよいビッグシルエットに仕立てたトレンチ。ハリと落ち感が美しい陰影を描くコートを、ツイードのタイトスカートと白スニーカーでアクティブなムードにシフト。鮮やかに映える赤いニットが、華やぎとメリハリをもたらす粋なアクセント。
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襟付きブルゾン

スタンダードな丈感とシルエットだから、合わせるアイテムを選ばない。柔和な印象のオフホワイトもコーデに抜け感を生んでくれるから、ついつい頼りたくなる!
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ツイードジャケット

スポーティなドロストフリンジのデザインでツイードでもキレよく。スカートでツイードジャケットの真面目さをくずして、ギャップの光る着こなしに。
気温に合わせた装いで快適におしゃれを楽しんで
気温8度の最適コーデを紹介しました。最高気温8度の日は、厚手のアウターや冬小物を活用してしっかりと防寒対策を。最低気温8度の日は、日中暖かいことも多いので、寒暖差に対応しやすいアウター選びを意識しましょう。ポイントを押さえて、シーズンらしいおしゃれを楽しんでくださいね。



