ベーシックカラーで贅沢な冬の「ワントーン」
深まる季節に着たい、ワントーン配色を6コーデで提案します。
1|最旬ブラウンはボリュームとツヤの投入で「シックな色」という先入観を刷新する
ポロニットとカーディガンのレイヤードに、旬のミニスカートを合わせて。そんなグッドガール風のコーディネートの仕上げに、パフィーで艶やかなダウンをざっくりはおって。フランス発の新進ブランドらしいキレのよさが、ブラウンのワントーンの旬度とモード感を一気に高めてくれる。
コート¥67,100(THIRD MAGAZINE〈ベレニス〉) カーディガン¥45,100(conte 青山店〈conte〉) ニット¥20,000(TW) スカート¥5,489(ROPÉ PICNIC) バッグ¥86,900(ラルフ ローレン〈ポロ ラルフ ローレン〉) イヤリング¥9,900(アビステ) タイツ¥1,430(タビオ〈靴下屋〉)
2|ブラックは今、レディに着たい。だけどマインドの軸は自由に、大胆に
立体的なボアニットの風合いを主役に、さまざまな素材を重ねたブラックの着こなし。中に重ねたシアーなカットソーと重厚なレザー調スカートの絶妙な足し引きに、濃厚なツヤを放つ小物を加えて。上品かつ饒舌な黒のワントーンで、この季節ならではのおしゃれの楽しさを堪能したい。
ニット¥132,000・スカート¥35,200(エストネーション) カットソー¥14,300(ウィム ガゼット 丸の内店〈ラ ナチュール ラーンジュ〉) バッグ¥317,900・靴¥122,100(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) グローブ¥25,300(アルアバイル〈イタルグアント〉) ネックレス[短]¥121,000(LITTLE LEAGUE INC.〈ミズキ〉) ネックレス[長]¥38,500(ZUTTOHOLIC〈ソコ〉) ソックス¥4,290(真下商事〈パンセレラ〉)
3|ネイビーだからできる「品格」「反骨精神」の矛盾と両立
ボウタイシャツとスタジャン、センタープレスパンツとネルシャツ。きれいめとカジュアルの両極端に位置するアイテムがスマートに融合するのは、ネイビーだからこそ。さらに、色の知性と慎み深さに頼れば、チェックONチェックもさらっと決まる。
ブルゾン¥176,000(エストネーション〈リトコフスカ〉) シャツ¥28,600(THIRD MAGAZINE〈ベレニス〉) パンツ¥53,900(LITTLE LEAGUE INC.〈ebure〉) 腰に巻いたシャツ¥23,100(ラルフ ローレン〈ポロ ラルフ ローレン〉) バッグ¥372,900・靴¥116,600(トッズ・ジャパン〈トッズ〉) イヤリング¥4,860(アビステ)
4|いっそ傍若無人なほどやんちゃに着る。「新しいベージュ」への挑戦
スパンコールが輝くスカートの、抜群のかわいさとインパクト! この冬は上半身をシンプルにせず、ラフでぬくもり感のあるレイヤードでスカートの存在感とバランスを合わせたい。ドライなニットブルゾンとロゴTの間に、しっとりと落ちるバックサテンのシャツを挟んで。一見気ままなスタイルも、ベージュワントーンなら盛りすぎにならず、高感度な印象に。
〝アダム エ ロペ〟のブルゾン¥35,970・バッグ¥9,900・〝パロット キャンバス フォー アダム エ ロペ〟のカットソー¥9,680(アダム エ ロペ) シャツ¥75,900(フィルム〈オスロー〉) スカート¥22,000(シップス インフォメーションセンター〈シップス〉) 靴¥14,300(プーマ) メガネ¥47,300(モスコット トウキョウ〈モスコット〉) バングル[大]¥30,140・バングル[小]¥50,380・リング¥50,380(ZUTTOHOLIC〈ソコ〉) ソックス¥3,630(真下商事〈パンセレラ〉)
5|大人だからこそできる甘く可憐な、白のワントーン
深まる季節ならではの大人の贅沢、オールホワイトのコーディネート。トラッドの代表格・ダッフルコートを軸にして、リッチすぎずエレガントすぎない、私たちらしい等身大の白の装いを楽しみたい。ヴィンテージ風のレースブラウスや、控えめなツヤを放つカーゴパンツ、大ぶりのシュシュなど、ほんのりスイートで旬なニュアンスを帯びたアイテムを丁寧に重ねて。
コート¥143,000(ブランドニュース〈ラム・シェ〉) ブラウス¥36,300(ウィム ガゼット 丸の内店〈ウィム ガゼット〉) パンツ¥35,200(conte 青山店〈conte〉)〝ジャミレイ〟のバッグ¥19,800・〝パロマバルセロ〟の靴¥55,000(ハウス オブ ロータス) シュシュ¥12,100(ロンハーマン〈ピエン スタジオ〉)
6|異なる濃度と素材を緻密に重ねてグレーという色の懐の深さと豊かさを知る
ショート丈の半袖アルパカニットは淡く、なめらかなウールビーバーのジャケットは濃く。肩に掛けたカットソーがふたつのグレーのあわいをつなぐ。端正なバミューダパンツとアンゴラファーの帽子もグレーで統一。濃淡とテクスチャーの多彩な表情で魅せるグレーのワントーン。ストイックに見えて奥深い、グレーの魅力に今、改めて出合う。
ジャケット¥59,400(アダム エ ロペ) ニット¥26,400・パンツ¥37,400(ザ・ウォール ショールーム〈イロット〉) 肩に掛けたカットソー¥17,600(ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店〈スローン〉) バッグ¥355,300(トッズ・ジャパン〈トッズ〉) 帽子¥9,460(シャポード オー 東急プラザ銀座店〈シャポード オー〉) ベルト¥11,000(フラッパーズ〈レフィエ〉) リング[人差し指]¥12,100・リング[中指]¥7,700(ショールーム ロイト〈ニナ・エ・ジュール〉)
THIRD MAGAZINE〈THIRD MAGAZE〉 TEL:03-5784-2588
エストネーション TEL:0120-503-971
アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンター TEL:0120-298-133
ブランドニュース TEL:03-6421-0870
2025年Oggi1月号「かっこいいお姉さんのネオベーシック考」より
撮影/大塚三鈴 スタイリスト/東 美穂 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/飯豊まりえ(Oggi専属) 構成/須藤由美
再構成/Oggi.jp編集部