職場でなぜか「ぼっち」になりやすい女子もいますよね。「私、ぼっちなの!」なんて言葉で言っているうちは、まだ深刻ではないのかも? ここで言う「ぼっち」は、いじめられているとか孤立しているとかではなく、単独行動が多い女子を指す言葉として、使っていきましょう。
今回は「ぼっち万歳!」の立場で、仕事場で“ぼっち”になりやすい女子にありがちな特徴をご紹介します。
1:性格が「せっかち」
頭の回転が早く「AしたらBになるから……、今はCをしなきゃ!」という具合に先々の行動を読むチカラに長けている女性は、必然的にぼっち行動も増えがちな傾向に。
みんなと同じペースで動くのは「遅すぎ!」と思ってしまうので「みんなはしないけれど、私はやるわ!」などと、先見的な行動が多くなるのでしょう。みんなよりワンテンポ早い行動はカッコいいけれど、ぼっちな瞬間も多々。賢いが故の「ぼっち」ですけどね。
2:秘密の社内恋愛中
職場恋愛が禁止されていたり、人には言えない不倫の恋だったりで、周りに“言えないこと”を抱えている女子も、ぼっち行動が増えやすいタイプ。「みんなと一緒にランチに行って、恋愛動向を聞かれでもしたら大変!」などと不安になれば、ひとりで昼食をとるほうがダンゼン気楽ですものね。
「彼氏はつくらないの? 最後に恋人がいたのはいつ?」など、同僚たちから面倒な話をされるのが嫌で、自然とぼっち行動が増えていく女性も少なくないのでしょう。「本当はみんなと恋の話をしたい! でもできない……」と、ジレンマを抱えている「ぼっち」ですね。
3:上司にすこぶる好かれている
他の同僚と比べて、自分だけが上司から明らかに好かれていて“ひいき”されているひとも、職場でぼっちになりやすい存在。“ひいき”されるほど何かに長けているのは長所でもあるものの、周囲からの嫉妬を買いやすい点は否めません。
本人としては「ひいきされている自分」を出さずに周囲と足並みを揃えようと努力していても、周りから見るとなんとなく近寄りがたい存在になってしまう! というのもありがち。このタイプは、本人が悪いワケではない「とばっちりぼっち」というパターンに当てはまるでしょう。
職場で「ぼっち」になるのは寂しい! と思う女性も多いはずですが、なんとなく周りと溶け込めずに“ぼっち行動”が多くなってしまう人も。みなさんの周りにも、こんな背景から「ぼっち」になっている同僚がいるはずです。
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。