何度も行きたい〝うまし国〟お伊勢参りの楽しみ方【1日目】
6:00 新幹線で東京駅を出発
7:30 名古屋駅で近鉄に乗り換え
9:10 伊勢市駅 到着
9:15 「あそらの茶屋」で朝粥モーニング
伊勢の伝統食朝粥で神様のお食事を疑似体験
伊勢には毎月1日に神宮参拝をする習わし、朔日(ついたち)参りがあり、その際、朔日粥を食べる風習があります。ここでは日別朝夕大御饌祭で奉られる食事をイメージしたお粥が毎日頂けます。
●三重県伊勢市本町13-7
11:00 二見興玉神社 参拝
お伊勢参りの前に清き渚の禊を体感
伊勢のシンボルのひとつとして知られる夫婦岩(めおといわ)は、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)という道案内の神様が祀られている二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)にあります。昔からお伊勢参りの前には、この神社のある二見浦で禊を行うことが習わしでした。海に入ることはできなくても、神宮とあわせてぜひお参りを!
●三重県伊勢市二見町江575 ☎0596・43・2020
12:00 外宮参拝 せんぐう館で歴史を学ぶ
外宮のせんぐう館では、式年遷宮に関するさまざまな情報が展示されている。ぜひ立ち寄りたい。
●外宮三重県伊勢市豊川町279 インスタもチェック! @isejingu.official
15:00 外宮参道 散策
「伊勢 菊一」で「神話占合(しんわうらない)」
神話にまつわる占いで神様に詳しくなれる!?
外宮参道にある菊一は、明治40年創業の伝統ある刃物店。外宮エリアの観光拠点として観光用パンフレットなども入手できるスポットです。
▲神話に基づいた「神話占合(しんわうらない)」が人気。
●三重県伊勢市本町18-18
17:00 ホテルにチェックイン
海鮮料理、伊勢うどん、老舗の古民家バーなどで伊勢の夜を楽しむ
【二日目】は「赤福本店」で朝のおめざスイーツを
6:00 内宮参拝
8:00 「赤福本店」で朝のおめざスイーツ
江戸時代から伊勢参り客をもてなして300年!
五十鈴川のせせらぎをかたどった餡と、川底の小石を表した白いお餅。伊勢名物「赤福」は、女性の職人がひとつひとつ形づくる様子も見ることができる歴史ある本店でぜひ頂きたい! 朝5時から営業。
●三重県伊勢市宇治中之切町26
10:00 内宮門前町のおはらい町&おかげ横丁を散策
12:00 五十鈴川駅から鳥羽駅へ
13:00 石神さん(神明神社)参拝
女性の願いをひとつ叶えてくれると口コミで大評判!
日本一多くの海女が暮らす町・相差で、古くから海女に「女性の願いなら必ずひとつは叶えてくれる」と言い伝えられてきた石神さん。
▲「ドウマン・セイマン」というおまじないの印が入ったお守りが大人気。
●三重県鳥羽市相差町1385 ☎0599・33・6873
「海女小屋」でランチorティータイム
鳥羽エリア現役海女さんとの会話も楽しめる!
神宮のある伊勢から車で1時間ほどの距離にあるのが、海産物が豊富な鳥羽エリア。
▲ここでは海女さんが目の前で獲れたてのサザエなどを焼いてくれます。ウェブサイトもしくは電話で要予約。
☎0599・33・7453(相差海女文化資料館)
18:00 宇治山田駅を出発
19:30 近鉄名古屋駅で新幹線に乗り換え
21:30 東京駅に到着
伊勢土産は何にする?
▲江戸時代、庶民にお伊勢参りが大流行。主人に代わり参拝したおかげ犬をモチーフにした五十鈴茶屋の「おかげ犬サブレ」は、お土産に最適!
▲お酒好きには、世界のコンペティションで数々の受賞歴がある伊勢角屋麦酒の地ビールも◎。
観光タクシーを活用せよ!
内宮と外宮は5㎞ほど離れているので歩くには少し遠く、また、鳥羽駅から石神さんへのバスは1時間に1本程度しかありません。女子旅コースも充実している貸切タクシーなら、旅のプランも立てやすくお土産が増えても安心! 料金は2時間で10,900円~(中型車)なので、友達と割り勘にすればグッとお得に。
▲三交タクシー 貸切予約センター 0120・356・450
2017年Oggi12月号「古代から今に息づく不変の美しき聖地・伊勢へ」より。
本誌掲載時スタッフ:撮影/山下陽子 ヘア&メーク/神戸春美 スタイリスト/渡辺智佳 モデル/愛甲千笑美 構成/仲田舞衣、益田史子(本誌)
再構成:Oggi.jp編集部
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