難しいITの頭字語、いくつ答えられる?
普段、パソコンを使うときでも「英略語(=頭字語)」が出てきます。とくに、パソコン用語は難しい…。そして、仕事で使う時、意味が分からないと苦しいですよね。
そうならないために、頭字語をしっかり覚えましょう。もしかしたら、仕事の効率も上がるかも!?
■問題1:DTP(ディーティーピー)
答え:印刷物データ作成(DeskTop Publishing)
パソコンで印刷物の原稿作成、編集、デザイン、レイアウト作業を行うこと。
企画をもとに文字や図形のレイアウトを作り、文字や写真の配置を決め、印刷用データを作る、という工程が一人でできるようになりました。
■問題2:IC(アイシー)
答え:集積回路(Integrated Circuit)
データを記憶・計算する機能を組み込んだ部品。
Suicaなどの交通系ICカードには、ソニー社が開発したFeliCaという規格が使われています。
■問題3:LL言語(エルエルげんご)
答え:軽量プログラミング言語(Lightweight Language)
一般的なパソコン言語より、簡単で使いやすいと理解されているプログラミング言語。
短いプログラムで処理ができるとされています。「Python」「Ruby」が有名です。
■問題4:SSL(エスエスエル)
答え:データ暗号通信手順(Secure Sockets Layer)
WebサーバーとWebブラウザーとの間でのやりとりを暗号化する仕組み。
ブラウザーとは、ネット上に情報を表示するプログラムです。SSLは情報の悪用を考える人から、クレジットカード番号やパスワードを守ります。
■問題5:VPS(ブイピーエス)
答え:仮想専用サーバー(Virtual Private Server)
1台のコンピューターの中で複数のOS(=基本ソフト)を同時に動作させる仕組みを使ったサーバー。
サーバーとは、インターネットを通じてサービスを提供するコンピューターのこと。VPSと似たサービスが、クラウドサービス。柔軟性の違いがあります。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
初出:しごとなでしこ
『TJG頭字語辞典〜教養を高める500ワード〜』(一校舎頭字語研究会:編)
GDP、TPP、LGBT、IoT…テレビや新聞、ビジネスシーンで目にする英略語(=頭文字)を、小難しい言葉を使わずにシンプルに解説。高校生程度の読解力があれば、英語が苦手でも問題ありません。
「あの略語ってどういう意味だっけ?」と聞かれた時にササっと答えることができれば、周りから「できる!」と思われること間違いなし!
必ず覚えておきたい「基礎」編から、「ビジネス」「経済」「国際」「軍事」「医療」「生活」「IT」「スポーツ」「科学」「娯楽・教養」など全11ジャンルを網羅しています。購入はこちらから。