■1:隣の貸切風呂の声が丸聞こえで…
「去年、カレと初めて温泉旅行に行ったんですが、貸切風呂がたくさんあるのが売りの宿にして、ふたりでしっぽりと温泉に浸かるのを楽しみにしていました。
ところが、いざ行ってみたら、貸切風呂がずらりと並んでいる仕様の場所で、私たちが入った隣の部屋には、中年と思われる夫婦? だか不倫カップル? だかの男女が先に入浴している様子が丸聞こえ。
これでは、私たちの会話も向こうに聞こえちゃうだろうと思い、声を殺して静かに入るハメに…。向こうは聞いているのも恥ずかしいようなラブラブな会話をしまくっていて、私とカレのほうが気まずかったです…」(29歳/トリマー)
昨今は、貸切風呂がたくさん用意されている温泉宿も少なくないけれど、ゆったりとお湯を楽しもうとしているのに、隣の区画の会話が丸聞こえ…となると、確かに落ち着かない!
■2:見知らぬ裸のカップルがいきなり登場…!
「先日、日帰りの温泉に行って45分間の貸切風呂を予約してカレとのんびり楽しんでいたんですが、予約時間の途中なのに、いきなり真っ裸のカップルが私たちのところにキャッキャしながら入ってきて、超びっくりしました…。
カレに聞いたら、内鍵をかけるのを忘れたらしく、そのカップルは時間を間違えて入浴してきたみたいなんですが…。赤の他人の裸を見るハメになって、カレと私がそのあと気まずかったです…(苦笑)」(32歳/イラストレーター)
貸切風呂は時間で区切られていることも多いので、入浴中の内鍵はマスト。
想定外のこんなハプニングに見舞われれば、恥ずかしいし、びっくりしちゃいますよね!
■3:ミステリアスな下着の忘れ物に絶句…
「カレと温泉旅行に行って、貸切風呂を予約したんですけど、脱衣所に着いた途端に、女性ものの下着の忘れ物を発見。それが、かなりド派手なブラジャーで“こんなの着る人いるの!?”ってくらい、すごいデザインでした。
カレも照れ臭かったのか、急に無口になってしまって、私もなんだか気まずいなぁと思いつつも、何事もなかったように入浴したんですが…。
しばらくして、お世辞にも若いとは言えない40オーバーの女性がドンドンと扉を叩き『ブラジャーの忘れ物、ありませんでした!?』って聞いてきたんです。裸のカレがお風呂から出て、腰にタオルを巻いて、その方に忘れ物を渡していましたが、私のほうが気まずかったです…」(28歳/美容部員)
貸切風呂に忘れ物をしてしまった場合、次の人が入浴していると、確かに焦ってしまうのかも?
でも、他人の迷惑をかえりみずに扉をバシバシ叩かれれば、なんとも奇妙な気分になりますよね…。しかもその忘れ物がどぎつい下着とくれば、こっちが恥ずかしくなって無理はない!
ほっこりとしたひとときを楽しむはずの貸切風呂で、珍事に巻き込まれてしまった女子たち。みなさんは、貸切風呂での想定外の出来事にぶち当たった経験がありますか…?
初出:しごとなでしこ