自分をさらけ出すことで、幸せを手に入れることができる
こんにちは、右京みさほです。
あなたは、好きな人に、どこまで自分を出すことができていますか?
私は今現在、3回目の結婚をし、旦那さんと3人の子供に恵まれ、大変なこともありますが、幸せな毎日を送っています。ですが、今に辿り着くまでには、最初の夫から拒否される側のセックスレスを経験し、離婚も2度しました。
本当の幸せを掴みたい、もうこんな生活嫌だ! と思いながらも自分と向き合い、今の幸せを手に入れることができた経緯の中で、何を自分の中で変化させたのかというと、「自分をさらけ出す」ということでした。自分を見せ続けていたら、結婚につながったと感じています。
■1:見せたくない部分も全部見せていく
恋愛において結婚がゴールではありません。そしてスタートでもない。ただの通過点です。自分が自分であることが何よりも大切。
私が3回目の結婚をし、そしてその生活がなぜ幸せであるのかと分析するならば、怖さを感じながらも自分を隠さずに、本当の私を今の旦那さんに見せ続けたからです。
自分を見せるということは、見せたくない部分も全部見せていくということ。例えば、「掃除ができない」「料理が下手」「家事が苦手」など。これ、私も苦手です(笑)。でも見せていく。そして私の場合は「離婚歴がある」「子供がいる」ということも、なかなか一歩先に踏み出せない、見せたくない部分でもありました。
他にも、お付き合いしたことがない、セックスの経験がない、長年彼氏がいない、付き合ってもいないのにセックスしてしまう、身体のコンプレックスなど、大人になればなるほど、世間体を気にして、言い出しにくいことも増えてきますよね。
でも、その恥ずかしいことも、伝えてみる。相手に気に入られたいがために、仮の姿を見せていたとしても、後々ツラくなってしまうのは自分なんです。
大切なのは本音を伝えること。嫌われたくないからと、本音を隠して我慢してしまうと、怒りや悲しみ、寂しさが溜まり、相手のために我慢していたつもりが、結局自分自身が疲れ果てて傷ついてしまうことに。
本音を伝えることは、怖いけれど、深い愛を築いていくには、きちんと伝えていくことが大切です。本当の気持ちを伝えて、離れていく人は、そのまま我慢を続けていても、結局離れていきます。
もしかしたら。あなたが本音を伝えたことで、彼がメソメソしたり落ち込んでしまうこともあるかもしれません。だけどここで、メソメソする彼をいらないと思うのか、励ましてあげようと思うのかは、あなたの自分軸次第なのです。
男の人の方がきっと愛情が大きい。「受け止めてくれるだろうな」と相手に委ねてみる。相手を管理しようと無意識にコントロールが入ると、本音を伝えた後に「これ言っておこうかな」とか、アフターフォローをしっかりしなきゃいけないと考え始めます。自分の思うように動かしたくなってしまう。でもそれをしないで、相手に委ねてみる。
本音を伝えて、相手がどうするかは、相手の自由です。受け止めてもらえない場合も、あると思います。それはあなたが悪いのではなく、彼とは合わなかっただけのこと。そこで自分を責めることはしないでくださいね。
「こんな私でも愛するでしょ?」という、ちょっと強気なマインドくらいが、恋愛で悩む女性にはちょうどいいのかもしれません。
■2:恥ずかしいと思っていることを、自分で否定せず、認めておくことがとても大切
見せたくない部分を見せていくとき、なぜそれが見せにくいのかと言えば、自分の中に恐怖があるからです。「嫌われるかもしれない」という恐怖。
恐怖を取り除く方法は、また別の記事で書きますが、まず、その恥ずかしいと思っていることを、自分で否定するのではなく、自分の中でOKにしておくことがとっても大切です。
こんな私でもいい、これが私なんだ。そう自分のことを、自分が受け止め、認めてあげること。相手に受け止めて、認めてもらう前に、自分自身で受け止めてあげてください。意外と、ここができずに、自分を否定してしまう女性が多いと感じます。
かけがえのない私を、私自身が思いきり受け止め、認めてあげてくださいね!
■3:セックスは男性にさらけ出してもらおうと思わない
恋愛と同じく、セックスでも大切なのはさらけ出すこと。
女性はセックスのときに、男性に気持ちよくしてもらおう、私のことをさらけ出してもらおうと、相手に求めてしまいがち。「わたしのこと気持ちよくしてね、お願い」って。だけど自分で閉ざしているのに、いきなり気持ち良さを男性に求めても、なかなか気持ちよくはならないですよね(残念ですが)。
なので男性に「わたしのこと開花させてね」を求めるよりも、相手とのセックスが初めての時であっても、一晩限りであっても、勿体ぶらずに全力を出す。
全力を出すということは、相手に「こんなプレイが好き」「ここが気持ちいい」などを、恥ずかしいけど、伝えてみるということ。彼に全てを引き出してもらおうと思わずに、自分から出していく。
心と体をさらけ出すことができるようになるためにも、まずは自分のこと(気持ちいい部分・気持ちいい感覚)をよく知っておきましょう。
これを自分自身が知らずに、相手に委ねすぎていても、彼にはわかりません。きちんと伝えて、2人で楽しむ。このセックスが、2人の愛をより深めていきます。
そしていざセックスとなったときに、頭で考えない。失敗したくないがために、色々な情報を取り入れている方も多いと思いますが、それだとセックスに集中できません。自分のしてほしいことは伝えつつ、それ以外は本能のまま彼と向き合ってくださいね。
気持ちの良いセックスをするためには、自分の気持ち良いポイント、プレイを知っておくこと。相手がいなくても、一人で気持ちの良いポイントを知ることはできますよ!
初出:しごとなでしこ
右京みさほ セクシャルカウンセラー
office Flowers 代表/恋愛心理カウンセリング・セクシャルカウンセラー養成講座・セミナー講師・イベントを主宰。
幼少期から生きづらさを感じ、母娘間における自分の在り方で苦しむ。セクシャリティや女性性開花、浮気や不倫、セックスで悩む女性など、日本全国をはじめ海外からもセッションを受けに来るクライアントもいるほど大人気のカウンセラー。