働く女性に調査! あなたは学び直したいことがある?
■66%が「学び直し」に関心アリ
まず、「学び直しをしたいか」と聞いてみると、30.1%が「したいと思う」、35.9%が「どちらかと言えばしたいと思う」と回答。2つの回答を合わせると、66%が「学び直し」に関心がありニーズがあることがわかりました。
■学び直しで最も多いきっかけは「業務上必要だから」「キャリアアップ」
次に、学び直しの経験がある人(265人)に「学び直しのきっかけや理由」を質問したところ、「業務上必要になったから/今の業務のキャリアアップ」(42.3%)が最も多い回答に。その後、「何歳になってもいろいろなことにチャレンジしたいから」(32.8%)、「今後の人生を豊かにするため」(32.1%)、「就職・転職のため」(29.8%)が続きました。
また、15.1%が「副業・兼業のため」、6.4%が「いずれは独立したいから」となり、柔軟な働き方や自分で仕事がしたいため学び直したという人もいました。
■学び直しのジャンル第1位は「資格の取得」
さらに「学び直しのジャンル」について尋ねると、「資格の取得」(58.9%)が最も多く、それに次ぐ「語学力」(19.2%)、「OAスキル」(15.1%)に大きな差をつけました。
学び直しの勉強方法については、「通信教育」(26.0%)、「図書などを購入し独学で学んだ」(24.9%)が多く、仕事をしながら、限られた時間で効率よく学べる方法を選ぶ人が多いようです。
■学び直しが与えた影響は?
調査結果では、「仕事上とても役に立った」(44.2%)が最も多い回答に。実際に「給与で資格手当てがつき、任せてもらえる業務が多くなった」や、「専門的な話しができるようになり、同じ業界の人達と話しを共有化できるようになった」など、収入や知識など、自身の価値を高めることができたといった声が挙がりました。
次に多い回答の「新たな世界が広がり、人生が豊かになった」(36.2%)では、「語学留学で様々な国の友人と交流でき、それまでの固定観念が外れて心身ともに自由になれた」や「年代の違う友人ができた」などが挙がり、学び直しの過程で人脈を得たというだけではなく、考え方や生き方にもよい影響があったと感じていることが明らかになりました。
もし、学び直したいことがあるならば、時間に余裕があるときに無理のない範囲で始めてみると良いかも。その学び直した時間は決して無駄になることはなく、得るものは限りなく大きいはず。
調査/ソフトブレーン・フィールド株式会社
初出:しごとなでしこ