魔の瞬間1:すべてがうまくいかないとき
「すでに終わりにしましたが、私が職場の先輩とそういう関係になってしまったきっかけは、“すべてがうまくいかなかったから”でした。
仕事でも結果を出せず、恋人にもフラれ、女友達ともしっくりこなくて、さらにはそんな自分にイラついて散財ばかりしてお金もあんまり手元になくなっていて。
そんなときに私を“女”として見てくれた既婚の先輩にフラフラと身を委ねてしまったのが、不倫の始まりでした。今思えば、私はきっと強烈にさみしかったんだろうな……」(29歳/営業)
「何もかもが、うまくいかない」と感じているタイミングで口説いてくる男性がいると「いけない」とわかっていても、流されてしまいがちなのも女心。不倫はよくないと知りつつも判断が鈍ってしまいがちなのかもしれません。
魔の瞬間2:彼氏とセックスレスで自分が拒絶されていたとき
「4年付き合っていた彼とセックスレスで、私から誘っても拒絶されていた時期に、取引先の既婚男性とそういう仲になってしまいました。
彼と別れた途端に目が覚め、不倫にも終止符を打ちましたが、今思えば、レスで自分に自信を失っていたところに、魔がさしたんだと思っています」(31歳/医療)
自分はレスになりたくないのに、パートナーに拒絶されるのは多くの女子にとってツラい環境。そんなときに自分を求めてくれる男性が現れると、たとえ相手が既婚者でも、フラフラと応じてしまいがちなのも否めません……。
魔の瞬間3:孤立していたとき
「前の職場で人間関係がうまくいかず、私だけが孤立していたときに知り合った既婚者と、不倫の関係になってしまいました。今思えば、職場に仲間がいないから本音を話せる人がほしくて、さみしかったんだと思います。
不倫相手は、職場は違うけれど同業者だったので仕事の相談もよくしたし、当時は、よき理解者だと思って頼っていました。その既婚者とは、私が転職をしてしばらくしてから、疎遠になりました」(33歳/教育関連)
日常生活で孤独感を抱いていると、近づいてきた男性に、つい心を許してしまいがち。相手が既婚者であっても、思わず魔がさしてしまい、不倫に足を踏み入れてしまいやすいのかもしれません……。
「不倫なんてするつもりはない」と思っていても、魔がさした瞬間に足を踏み入れてしまった女子もいます。弱っているタイミングほど魔がさしやすいために、こんなシチュエーションにはくれぐれもご用心を。
初出:しごとなでしこ