1:「家でまったく食事をしない夫に、爆発寸前!」
■「結婚2年目を迎えましたが、夫は仕事の付き合いや大学のOB会の役職を言い訳に、外でお酒を飲むのが好きな性格なのもあって、新婚1年間で、一緒に私の手料理を食べたのが10回にもなりません。付き合っていた頃のほうが、私の手料理を食べていたくらいです。
友達や同僚に愚痴ると『いないほうが、楽でいいじゃない?』『ちゃんと料理をしないでいいのは、羨ましい』って言われますが、子供もいないし、いつも家で一人ぼっちで食事するのに、いい加減、飽き飽きしています。こんな結婚生活が続くなら、独身のほうがマシかも!」(33歳/パート勤務)
その昔には「亭主元気で留守がいい」なんてコピーも流行ったけれど、留守が多過ぎれば、妻は孤独を感じがち。毎晩、ひとりでの食事を強いられるとなれば、不満が募ってもやむなしです。ご主人が、もう少し在宅するよう努力してくれれば…。
2:「出不精すぎる夫にウンザリ」
■「結婚するまで知りませんでしたが、夫の本性は、極度の出不精でした。どこかに一緒に出かけたくとも『疲れるから嫌だ』『面倒』などと言って、休みの日は家から出たがりません。
友達に言うと『お金を使わないで済むから、いいじゃない?』『ならばひとりで出かけられるから、気楽でいいね!』などと言われますが、私は夫と一緒にいろんなところにお出かけしたいんです。最近では、週末がくるたびにウンザリしちゃっていて、夫といても楽しくありません…」(32歳女性/アクセサリーデザイナー)
遊び歩く夫や浪費家な夫よりははるかに「いい」とも言えそうだけれど、当事者である妻としては、不満に感じても仕方なし。
夫と一緒に何かをしたい女心を少しでも理解してくれれば、不満は解消されそうだけれど…。
3:「私を置いて姑に会いに行く夫に、不信感」
■「新幹線で1時間の距離に夫の実家があるんですけど、1ヶ月に1度は姑に会いに夫だけがひとりで泊まりに出かけます。ひとり暮らしをしている姑が、ひとり息子である夫に頻繁に電話をかけてきては、呼びつけているんですよね
みんなは『姑に会わないで済むなんて、羨ましい』とか『週末にいないなんて、天国だね』とかって言いますが、私としては、妻よりも姑を優先しているかのような夫に、強烈な不信感を抱いています」(36歳/ペットショップ勤務)
親子水入らずで過ごしたいのか、帰郷にかかるお金を考慮してのことなのか。
しかしあまりにも頻度が多く、妻との予定より姑を優先しているように見えれば、妻は不満を募らせても無理はありません…。頻度が減れば、少しは不満も減りそうだけれど…。
第三者が「そのくらい、いいじゃない?」って思う不満でも、当事者には深刻な悩みになっていることも。
みなさんの夫にも、周囲にはあまり理解されないながらも、切実なストレスを感じさせる性分が見え隠れしていますか?
初出:しごとなでしこ