20~40代の男女400名「結婚と苗字に関するアンケート調査」
■6割以上が「自分の苗字が好き」
「自分の苗字は好きですか?」と尋ねたところ、全体の61.3%の方が「はい」と回答。
さらに、「はい」と回答した割合を既婚および未婚の男女別で見ると、未婚男性では51.0%、未婚女性では52.0%であるのに対し、既婚男性は75.0%、既婚女性は67.0%という結果となり、男女ともに、既婚者の方が自分の苗字が好きな人が多いことが明らかに。
■結婚後、「自分」の苗字(旧姓)を名乗りたい未婚女性は34.0%
「結婚後、自分(旧姓)と結婚相手どちらの苗字を名乗りたいですか?または名乗りましたか?」と質問したところ、未婚男性では82.0%が「自分」の苗字を名乗りたいと答え、既婚男性では91.0%が「自分」の苗字を名乗っており、実際は未婚男性の希望より9ポイント高く、「自分」の苗字を名乗っている男性が多いことがわかりました。
一方、未婚女性の34.0%が「自分」の苗字を名乗りたいと回答しているのに対し、既婚女性はわずか17.0%しか「自分」の苗字を名乗っていないことが判明。
■夫婦別姓を選択したいと答えた割合は全体で約4.5人に1人
「夫婦別姓を選択したいと思いますか?」という問いには、全体で約4.5人に1人となる22.3%が「はい」、77.8%の方が「いいえ」と回答。
「はい」と答えた人が既婚男性では13.0%であったところ、未婚男性では18ポイント高い31.0%。
また、女性では、夫婦別姓を選択したいと答えた既婚女性が18.0%であるのに対し、未婚女性では9ポイント高い27.0%という結果に。男女ともに未婚者のほうが夫婦別姓を選択したいと考える割合が高いことが判明。
■約半数の人が「新しい姓」に3ヶ月以内に慣れる
結婚して苗字が変わった人を対象に、「いつ新しい姓慣れましたか?」と尋ねたところ、25.0%の人が「すぐ」と答え、続いて「1年後」(17.4%)、「3か月後」(9.8%)となり、新しい苗字に慣れるまでの期間は個人差がある一方、約半数の人は3か月で慣れるということが判明。
■名前の変更で1番大変だと感じた手続きは「銀行口座」
結婚して苗字が変わった人を対象に、「名前の変更手続きは大変でしたか?」と尋ねたところ、60%以上の人が結婚後、名前の変更手続きが大変だったと感じている結果に。
また、具体的に大変だったことについては、「銀行口座」48.9%と答えた人が最も多く、2位「運転免許証」40.2%、3位「クレジットカード」27.2%と続きました。
■結婚後の新しい苗字に満足している人は7割以上
既婚の人を対象に、「結婚前の苗字と結婚後の苗字どちらが好きですか?」と尋ねたところ、半数近くの人が「どちらも好き」(46.7%)と答え、次いで「結婚後」(29.3%)となり、「どちらも好き」と合わせると7割以上の人が結婚後の新しい苗字を好きだと感じている結果に。
■憧れの苗字1位は「五十嵐」、2位に「佐藤」
「憧れの苗字は何ですか?」と尋ねたところ、1位となったのは「五十嵐」。続いて2位に「佐藤」、3位に「伊集院」と「田中」がランクイン。
「かっこいい名前」や「珍しい苗字」に憧れるという回答が多かった一方、「画数が少ないものが良い」という名前の書きやすさを重視する回答や、「よくある苗字」という回答も見られ、上位5位内にも全国的に人数が多いとされる苗字がランクインする結果に。
結婚以外でなかなか変えられる機会がない苗字だからこそ、自分の苗字に愛着をもてたら嬉しいですよね。苗字からルーツや由来を調べてみると新たな発見があるかも。
情報提供/ワタベウェディング
トップ画像/(c)Shutterstock.com
【調査概要】
・インターネット調査
・調査期間:2018年8月23日(木)~8月24日(金)
・回答者:20~40代の男女400名 ※うち男性200名(未婚100名、既婚100名)、女性200名(未婚100名、既婚100名)
初出:しごとなでしこ