「帯同」って正しく使えてる?
「今日は午後から、上司に帯同して得意先へ行ってきます!」と後輩から伝えられたら、表現に違和感を抱く?それとも、なんとも思わない?
“帯同”は、ビジネスシーンの会話でも使われる言葉だけに、正しい意味を知っておきたい!
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「上司に帯同して得意先へ行く」この文章は正しい? 誤り?
1.正しい
2.誤り
正解は…?
2.誤り
「帯同」は、“一緒に連れて行く”という意味の言葉です。
「上司が(自分を)帯同する」「(自分が)部下を帯同する」のように用いるので「上司に帯同する」という使い方は誤りです。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では71%が正解していました(2018年8月12日現在)。
たい‐どう【帯同】
一緒に連れていくこと。「技術者を帯同して現地に赴く」
※ ※
「帯同」は「一緒に連れて行く」という意味の言葉で、「上司が(自分を)帯同する」「(自分が)部下を帯同する」のように用います。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ