「喫緊(きっきん)」正しく使えてる?
「我が社における、喫緊の課題はなんだ?」などと課長から指導が入ったら、どんなニュアンスの会話なのか、正しい意味をつかめる自信がありますか?
「喫緊」はビジネスシーンでもよく出る表現ですが、微妙に勘違いしている人が少なくない単語です。
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに。
【問題】「喫緊」あなたは、どちらの意味で使いますか?
以下の3つの中から選んでみてください。果たして正解は!?
1.緊急で重要だ
2.緊張をしいられる
正解は?
正解は「1.緊急で重要だ」
ビジネスシーンでは、差し迫っている重要な事柄を強調する際に使われることが多い表現です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では83%が正解していました(2018年8月6日現在)。
きっ‐きん【喫緊/吃緊】
差し迫って重要なこと。また、そのさま。緊要。
※ ※
「安全性の向上が喫緊の課題である」のように用いられます。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ