エルメスが贈る展覧会「彼女と。」へ行ってきました
こんにちは。
ブランディングコーチの大島文子です。
6月中旬、LINEのアカウントに届いた「エルメス」からのイベントの告知は、展覧会「彼女と。」の案内でした。
「エルメスが贈るシネマ体験『彼女と。』それはあるひとりの作家と一緒に彼女を追いかける不思議な展覧会」
六本木・国立新美術館にて、とのこと。
シネマ体験ってなに? エルメスが映画を作ったということ?
と内容が分からないまま、サイトへアクセスすると…
参加するにはまず「エキストラ」と「アクター」のどちらかを選択しなくてはなりません。気軽そう(?)な「エキストラ」でとりあえず申し込み。
7月11日のイベント初日の予約をし、国立新美術館に行ってきたその模様をレポートします。
本物の女優のように撮影に参加する、非現実的時間♡
国立新美術館2階のエントランスから案内されたのは、真っ赤なカーペットが敷かれた劇場のホワイエのような空間。
ここでひとりひとりにエキストラのネームタグが渡され、まさにスタジオ見学のようです。
最初の部屋はミニシアター。
物語の導入となるショートムービーは主人公である「作家」が魅了されたひとりの女性(彼女)のイメージ。その女性を観客であるわたしたちは「作家」とともに追い求めてゆきます。
そして、「彼女」を追い求めるという設定のシネマ制作の現場に迷い込んだかのようなシネマ体験が待っています。
そしてこの作家役が、どうも「アクター」として参加している人と判明。
アクター役、要演技力!?
1stステージでは「彼女の友人」
2ndステージは「彼女の恋人」
3rdステージは「彼女の隣人の花屋」
「作家」役の方と共に、スタジオを映りながらシネマのストーリーを追っていく私たちエキストラ。
全部で7ステージを回り、さまざまな役とアクターとのセリフを通して映画撮影は進行していきます。
スタジオの片隅には、バックステージとしてそのシーンで使用した衣装や小道具としてエルメスのアイテムがディスプレイされていて「彼女」をカタチ作る大切なパーツなのだと感じました。
各スタジオが街や海辺、家まで精巧に作られています。エキストラは見るだけでなく、パーティシーンの客役として乾杯したり、声を出したりと参加型。
「彼女」のイメージを追い求めながら、エルメスの世界を感じた、あっと言う間の一時間でした。
シネマのエンディングはもちろん秘密♡
映像作家でありながらキュレーターとしても活躍するロール・フラマリオンとエルメスのレディス部門アーティスティック・ディレクターであるバリ・バレ、レディスプレタポルテのアーティスティック・ディレクターのナデージュ・ヴァンヘ=シビュルスキー監修がエルメスと共に贈る唯一無二の展覧会。
暑い夏のひと時を、オシャレで贅沢な謎解きゲームのように楽しんでみてはいかがでしょうか。
エルメスが7月30日(月)まで国立新美術館とともに開催するこの展覧会の最終期、第3期(7月25日〜30日)は、7月18日11時より受付開始です。公式サイトやLINEのお友達申請でぜひチェックしてみてください!
「彼女と。」
会期:2018年7月11日(水)-7月30日(月)
開館時間:10:00-18:00 (金・土曜日は21:00まで) 火曜日休館
チケット 予約制、無料
会場:国立新美術館 企画展示室 2E
東京都港区六本木 7-22-2
主催:エルメス、国立新美術館
問い合わせ:0120-202-830
初出:しごとなでしこ
大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ
資生堂ザ・ギンザ、三陽商会、パルグループ等にて日本発ブランド及びセレクトショップのブランディングや広告宣伝等マーケティング全般を担当。ファッション分野にとどまらずライフスタイル雑貨・ショップ等もプロデュース。大人女子に素敵な時間を提供するブランド育成のための、ブランディング&プロモーションコンサルティング会社(株)ブルーム&グローを設立。インスタグラムも更新中。