紅茶の美味しさの秘密を専門家が教えてくれるセミナーに参加
キリン午後の紅茶のリニューアルを記念し、キリンビバレッジ湘南工場で開催された、「紅茶セミナー」に行ってきました!
このセミナーは、紅茶研究家でありながら御自身でも紅茶専門店「ディンブラ」の代表を務める磯淵 猛(いそぶち たけし)さんが講師。紅茶の歴史や美味しい紅茶の淹れ方をレクチャーしてくださいました。
美味しい紅茶の淹れるのポイントはジャンピング!
磯淵さんが教えてくれた美味しい紅茶を淹れるポイントは次の通り!
1.紅茶を淹れるのにベストなお湯の温度は95度!
2.お湯を勢いよく入れること!
勢いよくお湯をポットに淹れることで、酸素が紅茶の茶葉にまとわりつき、茶葉が全部浮かび上がります。これにより時間が経つと茶葉が上下に動き、茶葉から旨みと香りが抽出されるそう! この上下運動をジャンピングと言い、美味しい紅茶を淹れるためには不可欠なんだとか。
温度も重要で、100度以上のお湯の場合、水の中の酸素が少ないため、上下運動せず、紅茶の旨みが出なず、香りも弱く、味も薄い、お湯のような味わいになるそうです。
▲左:95度で茶葉がジャンピングした紅茶、右:100度で茶葉がジャンピングしなかった茶葉
軟水と硬水でも紅茶の味が違う?
軟水で抽出すると色は薄いですが、味と香りが強い紅茶に。硬水で抽出すると、色は濃いですが、渋みがなく、スッキリとした、飲みやすい紅茶になるそう。
気分や好みに合わせて水を変えるのもいいですね! 是非おうちで試したいと思います!
文:ライターSHIZU
初出:しごとなでしこ