日本人なら知っておきたい碁に関する表現
「そう言えば、営業の●×くんって、碁を指すのが趣味なんだって!」と同僚から話しかけられたら、正しい日本語だと思う?
近年、若い層でも「碁」のブームがじわじわきているけれど、碁って、打つものor指すもの? それとも、どちらを使っても正しい?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「碁(ご)を○○」あなたは、どちらを使いますか?
1.打つ
2.指す
正解は?
1.打つ
正しい日本語では碁は「打つ」もので、「指す」は将棋で使います。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、82%が正解していました(2018年7月1日現在)。
碁と将棋は、ともに盤を用いる遊戯として共通する言葉もたくさんありますが、勝負をすることについては「碁を打つ」「将棋を指す」と使い分けます。
『大辞泉』では、「打つ」「指す」の項目でそれぞれの使い方を解説するほかに、「碁打ち」「将棋指し」という項目も掲載しています。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ