鈴木美帆子さんってどんな人？
今回ご紹介するのは、タスカジさん統括マネージャー・鈴木美帆子さん。
みなさん、「タスカジ」というとっても便利なサービスをご存知でしょうか？ 「タスカジ」は、「家事を誰かに助けてほしい」という人と、「家政婦として働きたい」という人をつなぐ、女性に話題の家事代行マッチングサービス。
家政婦は「タスカジさん」と呼ばれ、料理、作り置きから整理収納、チャイルドケアまで、さまざまな得意分野をもち、予約が取れないほど人気の「伝説の家政婦」を始め脚光を浴びているんです！
鈴木さんは、そんな人気家政婦たちを見出し、1,000人を超える「タスカジさん」たちを束ねる統括マネージャー。
■シングルマザーとして生きる道を模索しているときに「タスカジ」と出会った…
そんな鈴木さんは、プライベートでは、2人の子どもを育てるシングルマザーでもあります。
短大卒業後21歳で国際結婚し、2児を育てながら専業主婦として家事に専念していましたが、夫との関係が悪化。
そんななか、自分自身に経済的基盤がないことに不安を感じ、職を転々としながら生きる道を模索するようになったという。
そして、「タスカジ」を立ち上げた代表取締役社長・和田幸子さんと出会い、意気投合。
2015年に「タスカジ」の共同創業者として参画。サービス開始当初は自らも得意の家事力を活かして現場に出ながら、多くの家政婦を育成。
鈴木美帆子さんの「7つのルール」
さて、そんな鈴木さんが「いつもしている7つのこと」＝「セブンルール」とは…
■1.新人家政婦は必ず褒める
新人家政婦が現場に出る前に実力を見極めるのも、鈴木さんの仕事。そんななか、鈴木さんが心がけていることが、新人家政婦を必ず褒めること。新人家政婦の大半が主婦で自己評価が低い人が多いため、本人も気づいていないスキルを見出すことに注力しているのだそう。
■2.現場の声を直接聞く
1,000人を超える「タスカジさん」たちを束ねる鈴木さんが欠かさずしていること、それは、不満も含めて現場の生の声を聞くこと。「タスカジさん」の意志を尊重し、得意なところを活かしていきたいのだそう。マネージャーの立場にいながらも現場の意見を大切にする姿勢が素敵！
■3.毎日ほっぺの筋トレをする
鈴木さんには、通勤時に必ずしているという一風変わった習慣が。それは、鼻歌を歌いながら“ほっぺの筋トレ”をすること。鈴木さん曰く、もともと顔が怖いのでできるだけ笑顔でいるように心がけているのだとか。
■4.毎朝実家のコーヒーを飲む
サービス開始当初、自らも家事のプロとして現場で働いていた鈴木さん。その原点になるのは、幼い頃の実家での経験。現在、鈴木さんの実家は自家焙煎のコーヒー店を営んでいますが、もともとは酒屋で、幼い頃からお店の掃除や片付けなどを鈴木さんが担当。その経験が強みになったいま、毎朝実家のコーヒーを飲み、両親への感謝の思いを胸に1日を始めるのだそう。
■5.床に何も敷かない
家事のプロである鈴木さんの自宅にもこだわりが。それは、床に何も敷かないこと。キッチンマットやトイレマットをはじめ、玄関マットやラグなども敷いていないのだとか。床を拭くときは、アルコール入りの洗剤を吹きかけ、雑巾の代わりに古着を使用。掃除を投げ出さないために掃除を簡略化するのが鈴木さん流。
■6.自宅で料理はしない
多忙を極める鈴木さん自身も、実は、プライベートで「タスカジ」のサービスを利用。食材の買い物から平日5日分の料理の作り置きまでしてもらっているという。「おいしいご飯を手作りするだけが愛情表現ではない。全部自分で抱え込まず他人を頼ってもいいのではないか」と感じているそう。
■7.自分で全部やろうとしない
もともとは、自ら先頭に立ち指導していた鈴木さんですが、「自分で全部やらない」ことを決心。頼られると嬉しいという人は多いし、「タスカジさん」の力を信じ、見守っていきたいという。
専業主婦の「家事を頑張っても認められず報われない」という気持ち、働く女性の「忙しく手が回らないので誰かに助けてほしい」という気持ち、その双方の気持ちに共感できるのは、鈴木さん自身がさまざまな経験をしてきたからこそではないでしょうか。「タスカジ」は、そんな多くの女性の思いを救う、とても素敵なサービスですよね♡
次回の「7ルール」の放送は、7月3日(火)よる11時～11時30分です。主人公は、香川在住のピッツァ職人・小田有花さん。世界3位に輝いた絶品ピッツァをつくる女性です！
しごとなでしこでは、番組を振り返り、仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます！ ぜひチェックしてみてくださいね♡
初出：しごとなでしこ
タスカジさん統括マネージャー 鈴木美帆子
1979年生まれ 神奈川県出身 39歳。短大時代にホテル清掃のアルバイトで、掃除のプロの有り様を学ぶ。専業主婦からテレフォンアポインター、外資系企業の秘書を経て、2015年に家事代行マッチングサービス「タスカジ」に参画し共同創業者に。ハウスキーパー（タスカジさん）の人材獲得、スキルアップ支援、コミュニティ作りを担う統括マネージャーとして、タスカジさんの満足度向上とキャリアサポートに務める。現在、高校生2人の母として仕事と家事を両立させる。
