「潔い」って、なんて読んでる?
「あの人は、なにかと潔いタイプだよね!」なんて具合に、会話やLINEでもたびたび使われることの多い「潔い」。
ところで、このことばの正しい読み方って「いさぎいい」or「いさぎよい」のどちらだと思う?
口語だと、どちらにも聞こえがちだけに、この機会に正しい読み方を覚えておきたい♡
ことばセンス&知識に関して自己点検。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「潔い」の正しい読み方は?
1.いさぎいい
2.いさぎよい
正解は?
2.いさぎよい
「いさぎよい」は一文でできている形容詞です。「イサギ」と物事の良し悪しを決める「良い」など、2つの文章が組み合わさっていることばではないので、要注意。
いさぎよ・い【潔い】
[形][文]いさぎよ・し[ク]
1 事物・風景などが清らかである。汚れがない。「−・い朝景色に飽かずに見恍(みと)れている」〈風葉・五反歩〉
2 思い切りがよい。未練がましくない。また、さっぱりとしていて小気味がよい。「−・く身を引く」「−・く戦う」
3 道に反するところがない。潔白である。「−・い態度を貫く」「心ノ−・イ」〈日葡〉
[派生]いさぎよさ[名]
(デジタル大辞泉より)
「いさぎよい」という正しい読み方を覚えておくと、会話のときに言い間違えをする心配はありません!
初出:しごとなでしこ