「あったら良かった」が商品に! 日清「水溶きいらずのとろみ上手」を使ってみた
こんにちは。
ブランディングコーチの大島文子です。
突然ですが、皆さんのお台所に「片栗粉」はありますか? 私は料理毎に使うといっても過言でないほど、使う派です。
うどんや蕎麦も餡かけ系の熱々が好き♡ 炒め物下味にも片栗粉を使います。たれが良く絡まって、薄味でも美味しさがアップするんですよね。
そんな片栗粉ですが今回まわりの友人たちに聞いてみると…余り使わない方がいるのにびっくり!!
私の周りが特にかもしれませんが(汗)、片栗粉を敬遠する理由を聞いてみると…
「粉が飛び散るのが嫌」
「料理で使う機会が少ない」
「水で溶くのが面倒」などなど。
炒め物+片栗粉のハードルって意外と高い。確かに忙しい中で料理していると「そのひと手間」を端折りたくなりますよね。
パッケージも昔ながらの紙の袋に入った“あの”片栗粉のイメージ、強いです。
開ける度に粉が舞う紙の袋…。
我が家はすごい頻度で使うので別の密閉容器に移して保管し、計量スプーンで取って水で溶いて使っていますが、湿気には気を使います。
それが当たり前でした。
その当たり前を「課題」にして「解決」した商品が発売されたことをネットで知り、早速取り寄せてみました。
この日清「水溶きいらずのとろみ上手」です。
日清が先行発売している、薄力粉やてんぷら粉に続いてのボトルタイプシリーズの新製品。正確には片栗粉ではなく、片栗粉メニューに対応した「料理用ミックス」のジャンルに入る商品です。
片栗粉とは馬鈴薯でん粉で作られたもの。
「水溶きいらずのとろみ上手」は、数種類のでん粉・加工でん粉を独自配合でブレンドし、サラサラの顆粒状したもの。
顆粒状になったため粉が舞いにくく、専用ボトルから直接食材にかけれるので扱いやすいくなっています。
そして名前の通り、水溶きをせずに鍋に直接ふり出すだけで簡単にとろみづけができます。
キャップは写真の通り、用途によって使い分けられるよう2WAYになっていて、計量スプーンを使いたい場合は、キャップで余分がすり切れるのも優れもの。
私も下味を付けたお肉にササッと振りかけてみました。
オイスターソース、醤油、みりんの合わせて炒めると…。
「水溶きいらずのとろみ上手」がタレを絡めてくれ、こんな感じに仕上がりました。お肉にまぶすことで艶も出て、美味しそうに仕上がってませんか?
もちろん今までのように片栗粉でも同様の料理は作れますが、粉系調味料を塩や胡椒のようにボトルからサッとかけれるようにした、日清のボトルタイプシリーズの手軽さは新しい料理体験です。そしてダマになりにくい顆粒状なったことで、ぐっと扱いやすくなっています。
今年2月に発売が開始されたばかりのこの製品、皆さんご存知でしたか?
実は既存の片栗粉よりもボトル入りタイプでもあり、割高感のある価格になっています。
「少し高くても便利」と支持されていくのか? 「価格がネック」となるのか? 評価はこれからだと思います。
私個人は使ってみて「便利」を実感しました。これからも、大好きなとろみ料理に活用するつもりです。
仕事に家事に忙しい世代、手が痛いなど不自由の多い高齢者世帯など「不便」を「便利」に変えることが出来たら助かる人がいるはずです。
課題を解決することで、ユーザーの毎日の生活が心地よくなる商品開発。そんな視点の新製品がどんどん出てきて欲しいと思います。
日清 水溶きいらずのとろみ上手(100g)
【希望小売価格】260円(税抜)
*詰め替え用もあります。
初出:しごとなでしこ
大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ
資生堂ザ・ギンザ、三陽商会、パルグループ等にて日本発ブランド及びセレクトショップのブランディングや広告宣伝等マーケティング全般を担当。ファッション分野にとどまらずライフスタイル雑貨・ショップ等もプロデュース。大人女子に素敵な時間を提供するブランド育成のための、ブランディング&プロモーションコンサルティング会社(株)ブルーム&グローを設立。インスタグラムも更新中。