新人のフットワークはいつでも軽く! 働く女性の身だしなみは、「働きやすい」が重要
そのファッション、仕事の邪魔してませんか?
おしゃれに制約があるのは、見た目の問題だけではありません。フットワークが命の新人が、ヒールが高い靴を履いて、物を運べなかったり、先輩に手伝ってもらったりしては本末転倒。就業時間内は、先輩の指示に応えられるよう、盤石の態勢でいたいものです。
前回に引き続き、北條 久美子さん著「図解 仕事の基本 社会人1年生大全」から、今回は「働く女性の身だしなみ」についてご紹介していきます。
新人のうちは、身だしなみを考えるとき「働きやすいか?」を基準にしてみましょう。
■靴は…ブランド物よりもよく手入れした一足を
よく磨かれた、ヒールが3~5cm高さのパンプスがベスト。とっさに動けない高すぎるヒールはNGです。
カジュアルすぎるのもビジネスシーンにはそぐわないですが、高いヒールでカツカツ歩くのは、キャリアを積んでから。新人のうちだと生意気そうなイメージにも見えてしまいます。
【ポイント】
✔︎ヒールは3~5cm
✔︎サンダル、カジュアルなブーツはNG
✔︎歩きやすさ重視
✔︎カツカツ音がする靴はやめる
✔︎華美すぎるデザインは避ける
■余計なアクセサリーは、仕事中は外して
華やかなアクセサリーを付けていると、仕事に集中していないように見えるだけでなく、仕事の邪魔になることも。例えば、電話のときに受話器に当たるイヤリングや、メモをとるときにカチカチぶつかるブレスレットはオフィス向きではありません。
【ポイント】
✔︎ピアス、イヤリング、ネックレス、リング、ブレスレット、ヘアアクセサリーは、あくまで控えめに
✔︎業務の邪魔になるものはしない
✔︎すっきりしたデザインと色のものに
■ネイルや香水は…避けるのが無難
パソコンのキーボードが打ちにくいような爪は当然切るべき。突然のお悔やみに行かれないような派手な色やアートは避け、短く整えておきましょう。相手と距離の近い打ち合わせや、同じオフィスにいる人が辟易するほど香水をプンプンさせるようなことも当然避けたいもの。
【ポイント】
✔︎どちらも最初はしないのが無難
✔︎先輩を参考に、空気を読んで
✔︎主張の強いネイルや長い爪はNG
「新人」と呼ばれるうちは、仕事以外のことで注目を集めないのが正解です。
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初出:しごとなでしこ
教えてくれたのは…ジュエリーブランド『BRILLIANCE+』執行役員 北條久美子さん
東京外国語大学を卒業し、ウェディング司会・研修講師を経て、2007年 エイベックスグループホールディングス株式会社人事部にて教育担当に。2010年にキャリアカウンセラー・研修講師として独立。同時にダイヤモンドジュエリーを販売するBRILIANCE+を運営する株式会社キューの顧問に就任。現在は執行役員として採用や人財育成に携わる。