本来日比谷が持っていた魅力がより輝く「東京ミッドタウン日比谷」
こんにちは。
ブランディングコーチの大島文子です。
いっきに桜も満開を迎えた今週3月29日、いよいよ日比谷に「東京ミッドタウン日比谷」がオープンします。
一足早く内覧会に伺って、話題の大型複合施設「東京ミッドタウン日比谷」を覗いてきました。
地上35階建て、地下から7階まで全60店ものショップやレストランが一斉オープンする「東京ミッドタウン日比谷」。
4階・5階には都心最大級のシネコン「TOHOシネマズ 日比谷」が劇場街日比谷らしく、豪華な空間&上質な設備で登場します。
各階にはレストランやカフェ、バー、フードコートと幅広いラインナップの飲食店が勢ぞろい。
アフターシアターのお店が充実するのは、日比谷がホームタウンの観劇好きとしても嬉しい限り♡ そう、日比谷は東京が誇る劇場街。
隣の東京宝塚劇場、その前後に日生劇場とシアタークリエ、そして帝国劇場と国際フォーラム等。毎日いくつもの劇場で、感動の舞台が繰り広げられている街です。多くの人が劇場から出て、舞台を観た興奮と共に食事やお茶に向かいます。
今までは「銀座に向かう?」「丸の内に向かう?」の二択でした。
実は劇場街から日比谷通りを渡ると、そこには約16万平米の広大な日比谷公園が広がっています。
園内のレストラン 松本楼は有名ですが公園内を歩くし観光客も多く、劇場街から流れる場所ではなかったため、日比谷公園は近くて遠い場所でした。
ニューヨークのセントラルパークやパリのチュイルリー公園やリュクサンブール公園等、大都市のパークサイドには魅力的なエリアが広がっています。公園前の広いテラスや、緑の中のレストラン等。それに引き換え日比谷公園の周りは殺風景なオフィスビルばかり…。
そんな日比谷で今回、東京ミッドタウン日比谷が設定したキーワードのひとつがまさに「In the Park」!!
公園を望む圧倒的なパノラマビューを生かした、空間設計やサービスが魅力の街づくりがスタートしています。
6階のパークビューガーデンは、ガラスフェンス越しに日比谷公園が眼下に広がり、皇居外苑まで続くパノラマビューを見ることが出来ます。
同フロアにはレストラン&ティールーム「DRAWING HOUSE OF HIBIYA」が登場。眺めの良いレストランとして注目を集めそうです。また表玄関の日比谷ステップ広場から繋がる2階・3階の公園側の各レストランは、公園に向かってテラス席が設けられており暖かくなれば絶好のランチスポットです。
「東京ミッドタウン日比谷」で、日比谷の新しい魅力を満喫しませんか?
ギフト選びからドレスアップまで、今までの日比谷になかったモノとコトが勢ぞろい。日比谷で出来なかった事の筆頭が「手土産」の調達。銀座か丸の内エリアで用意して日比谷に向かうのが常でした。
内覧会では「東京ミッドタウン日比谷」の地下1階で、焼きたてアップルパイのRINGO、博多の銘菓 鈴懸など人気のスイーツショップを発見! 早速私も鈴懸名物の「すず籠」を手土産に購入しました♡
1階のイセタン ミラー メイク&コスメティックスで扱う内外の人気コスメも手土産にピッタリ!
2階にはコスメブランド「THREE」による新業態店舗「REVIVE KITCHEN THREE」が出店。“野菜を中心としたバランスの取れた和食”を提供するモダンなレストランと、デリカテッセン。そしてギフトにも喜ばれる「THREE」の化粧品や雑貨等を取り揃えたコンセプトショップが併設されています。
THREEの向かいには、初のオンリーショップとなる「SkinAware」(スキンアウェア)の直営店がありました。
オーガニックコットン、ボタニカルダイの洗練されたランジェリー・ワンマイルウェアがセレクトショップなどで人気のブランドです。このショップにはメンズ・ウィメンズ・ライフスタイルアイテムなどすべてのコレクションが揃います。
ボタニカルダイのTシャツやパジャマは、贅沢なギフトアイテムですよね。
この写真のルームシューズもトゥシューズのようなデザインがとても素敵でした♡
手土産に次いで日比谷になかったコトは、急なドレスアップアイテムの調達!!
ありませんか? 朝から一日、どーも自分の装いが納得いかない日って。
そんな日に限って、素敵な食事や観劇のお誘いが舞い込んでくる…。ブラウス1枚、ネックレス1つを変えるだけで装いも気分も変わるハズ。
「東京ミッドタウン日比谷」2階には内外のコレクションを揃えたセレクトショップ「TATRAS&STRADA EST」や「Quorinest」、ジュエリーの「Halo H.P.FRANCE BIJOUX」がオープン。日比谷でファッションアイテムを探すときに頼りになるショップです。
そんな当日購入したアイテムの着替えや、仕事帰り、ラン後の身だしなみに頼りになるのが「東京ミッドタウン日比谷」3階の化粧室です。
実は豪華なドレッシングラウンジが併設されています。化粧室に入って右手にドアがあり… その奥にこのようなドレッサーの設備があります。
着替えたり化粧を直したい時には、フィッティングルーム(1カ所)も使えます。暑い夏の外回りの後に食事会とか…落ち着いて着替えられる場所があるって本当にありがたいです。
帝国ホテルやペニンシュラホテル、数々の劇場等、日比谷は歴史的にも古くからハレの場が多い街でした。丸の内や大手町が再開発され優れた街づくりが進む中で、劇場とホテルだけが残っていた街。
「東京ミッドタウン日比谷」が出来たことで、本来日比谷が持っていた魅力がより輝きだす時が来ました。
しばらくはすごい混雑でしょうし、一店一店の店作り顧客作りはこれから。時を経て、舞台や映画、音楽を愛する人々が集う魅力的な街になっていくのを楽しみにしたいです。
初出:しごとなでしこ
大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ
資生堂ザ・ギンザ、三陽商会、パルグループ等にて日本発ブランド及びセレクトショップのブランディングや広告宣伝等マーケティング全般を担当。ファッション分野にとどまらずライフスタイル雑貨・ショップ等もプロデュース。大人女子に素敵な時間を提供するブランド育成のための、ブランディング&プロモーションコンサルティング会社(株)ブルーム&グローを設立。インスタグラムも更新中。