職場の雑談で「昼休みにお金をおろしにATMに行ったら、数人しか並んでなかったから、今ならもっとすいてるはず」などと言われたら、何人くらいがATMに並んでいるイメージを思い浮かべる?
この「数人」って表現、会話でもよく使われますが、具体的に「何人ぐらいなのか」がはっきり浮かぶ人は少ないかもしれません。
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「ATMに数人が並んでいた」あなたは、何人くらいだと思いますか?
1.「2、3人」
2.「4、5人」
3.「6、7人」
4.「8、9人」
正解は?
2人から6人くらいまで
大辞泉では「数人」を「2、3か5、6ぐらいの人数」と説明しています。最大でも6人くらいまでを思い浮かべる人が多いよう。
冒頭の同僚との会話では、コンビニのレジに2〜6人くらいまでの人が並んでいたというわけ。ちょっと幅がありますね。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、46%が「2、3人」40%が「4、5人」、7%が「6、7人」4%が「8、9人」を選んでいました。「数人」と聞くと「2、3人」を思い浮かべる人が多数派(2018年3月22日現在)。
『大辞泉』では、「数人」を「2、3か5、6ぐらいの人数」と説明しています。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ