「今度の休暇に、家族でベニスに旅行に行くんだ♡」と先輩から聞いたら、思わず羨ましくなってしまう女子も多いはず。
イタリアの人気観光スポットとして、よく「ベニス」とか「ベネチア(ベネツィア)」という地名を聞くけれど、それぞれ「水の都」の地名だとはわかっても、正しく違いを認識していない人もいるかも?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】「イタリアにある水の都」あなたは、どちらを使いますか?
1.ベネチア(ベネツィア)
2.ベニス
正解は?
どちらを使ってもよい!
「ベネチア(ベネツィア)」も「ベニス」も、同じイタリア北東部にあるアドリア海に臨む港湾都市を示す言葉!「ベネチア(ベネツィア)」はイタリア語で「ベニス」は英語です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、76%が「ベネチア(ベネツィア)」23%が「ベニス」を選んでいました。「ベネチア(ベネツィア)」と呼んでいる人が多数派なようです(2018年3月17日現在)。
「ベネチア(ベネツィア)」はイタリア語、「ベニス」は英語での呼び名です。
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ベネチア【Venezia】
イタリア北東部、アドリア海に臨む港湾都市。市街地は約122の小島を約400の橋で結んだ水の都で、運河が176あり、ゴンドラによる交通が有名。サンマルコ大聖堂など歴史的な建物が多い。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ