同僚たちとの女子会で「今日はコースを予約していないから、アラカルトで頼もう!」という会話になったことがある人は、少なくないはず。
さてこの会話、コース料理じゃないからメニューを見て料理を頼もうという趣旨はわかっても「アラカルト」の意味を正しく言える?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「アラカルトを注文する」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.一品料理
2.おすすめ料理
正解は?
1.一品料理
セットやコースではなく、単品で頼む料理を指すことばです。冒頭の会話は「おすすめ料理を頼もう!」ではなく「一品料理を頼もう」の趣旨。語源はフランス語の《a la carte》です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、78%が正解していましたが、21%つまり2割の人が、誤った意味を正しいと思ってしまっています(2018年3月22日現在)。
ア‐ラ‐カルト【(フランス)a la carte】
《献立表によって、の意》食堂などで、客が自由に選んで注文できる一品料理。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ