取引先から届いた業務メールに「ex.」と書いてあったら、意味はわかりますか?
ex.のあとに、ウェブのURLが添えられている場合も多いかもしれません。
よく使われる表現だけに、誤った意味で覚えていると、ちょっとかっこ悪い。
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「ex.」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.参考
2.実例
正解は?
2.実例
英語の《example(エグザンプル)》を略した表記で、英語の意味のまま「例」「実例」などを示す言葉です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、73%が正解していましたが、26%つまり3割近い人が、誤った意味を正しいと思ってしまっています(2018年3月22日現在)。
エグザンプル【example/ex.】
実例。模範。例題。
※ ※
似た意味で使われる略号に e.g. があります。ラテン語のexempli gratia(=例えば)の略です。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ