野菜ソムリエに聞いた!「トマト」「ほうれん草」の選び方
日頃から健康や美容面に気をつけて、「野菜」を意識的にを摂取している女性も多いかと思います。そのなかでも抗酸化作用が含まれた「トマト」や、ビタミン類・ミネラルなどの栄養価が高い「ほうれん草」は、女性を身体の内側から応援してくれるお野菜。積極的に摂取していきたいものです。
前回のアボカドの選び方に続いて今回は、スーパーでトマトとほうれん草を選ぶときのポイントをお伝えしていきます!
■トマトを選ぶときには、「お尻」と「ヘタ」に注目!
おいしいトマトは、トマトのお尻(ヘタがついてないほう)を見ると分かります。
「おしり」の先の部分から上のヘタに向かって、スジが放射線状にはっきりと出ているものが、新鮮でおいしいトマトの証拠。色は、全体的に鮮やかな赤色で、球形に近い形がよいでしょう。
そして、新鮮なトマトのヘタは、下の写真のようにピン! と立っています。
ひびが入っているものはそこから鮮度が落ちてしまうので、ひび割れていないものを選んでください。
【トマトの保存方法】
まだ青いトマトは常温で保存し、赤くなったトマトはビニール袋に入れてしっかりと口をした状態で、ヘタの部分をしたにして、他のトマトと重ならないように保管しましょう。
赤い色のトマトは冷蔵で保存した場合、1〜2週間程度が賞味期限です。
トマトに含まれるリコピンは、健康や美容に良い成分が含まれています。油分と一緒に摂取した方が効果的なので、オリーブオイルなどと一緒に食べてみてくださいね。
■ほうれん草でチェックするのは、この3つ!
・葉の部分がみずみずしくハリがある
・緑色が濃く鮮やか
・適度に茎の太さがある
ほうれん草を選ぶときには、この3つをチェックしてください。茎の太さは、スーパーなどで陳列されたほうれん草を見比べて、太いものをセレクトして。
【ほうれん草の保存方法】
ほうれん草を保存するときは、葉が乾燥しないように湿らせた新聞紙に包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存してください。
新聞紙がない場合は、キッチンペーパーでも代用可能です。
なるべく本来あった状態の、根を下にして立てて保存するのが理想の保存方法です。牛乳などを入れるドアポケットに立ててもOK!
茹でたりしていない生の状態であれば2週間程度は日持ちしますが、長期保存したい場合は固めに茹でて小分けにし、冷凍すると1ヶ月程度は持ちます。
教えてくれたのは…「ステーキハウス ブロンコビリー」
日本野菜ソムリエ協会認定「ジュニア野菜ソムリエ」の資格を取得した従業員が監修のもと、常時20種類以上の品揃えで季節のサラダやフルーツ、デザートを提供しているこだわりの「サラダバー」も人気のステーキ店。▶︎ブロンコビリー
初出:しごとなでしこ