坪井真理子さんってどんな人?
今回ご紹介するのは、ハンバーガーショップオーナー・坪井真理子さん。
10代の頃、カナダやアメリカで本場のハンバーガーと出合い、そのあまりの美味しさに、ハンバーガーの虜に。
将来自分のハンバーガー店をもつため、20代の間に大手チェーン店などで1日13時間以上働き、「毎月25万円は貯金する」と決めて開店資金を貯めたのだそう。
そして昔の仕事仲間だった元お笑い芸人を誘い、2016年12月に東京・北参道にテイクアウト専門のハンバーガー店【マーガーバーガー】をオープン。
わずか2坪の店舗で平日ランチタイムに4時間限定の営業ながら、直径10cmのマッシュルームをのせたバルサミコソースのハンバーガーや、コクのあるバーベキューソースにブラックペッパーをたっぷりかけたチーズバーガーなどの看板メニューを中心に大人気。
若い女性からも「お肉が美味しい」「野菜がたくさん入っていて好き」などど話題を呼んでいます!
坪井真理子さんの「7つのルール」
さて、そんな坪井さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…
1.毎日食べても飽きないハンバーガーを作る
坪井さんがハンバーガーを作るうえでのこだわり、それは、あっさりしていて毎日でも食べられるハンバーガーを作ること。お肉も強めに焼くことで油をとばすなどと工夫をしているのだそう。常連のお客さんがいるのも納得!
2.週5のバイトはやめない
オーナーである傍ら、夜は週に5日アルバイトをしているという多忙ぶり。アルバイト先は、開店資金を貯めるために働いていたイタリアンレストラン。店主に恩もあり、アルバイトは辞めないと決めているという。
3.毎朝街を掃除する
毎朝、オープン前に掃除をすることが日課。その際、お店の前だけではなく、周辺一体を掃除しているのだそう。自分の顔を覚えてもらえるし、街に行き交う人の様子が営業のヒントになるのだとか。
4.(今のところ)実家暮らしを続ける
実家暮らしの坪井さん。ご飯や寝床を提供してくれ、安心して暮らせるこの生活をしばらく続けたいという。この気持ちは、共感する人も多いのではないでしょうか。しかし、「寝る時間しか家にいない」という理由で、数年前に電気が通らなくなった自身の部屋をそのままにしているというのは面白いです。
5.暇な日でも焦らない
暇な日は、あえて早くお店を閉め、他のお店の研究時間に充てているという。逆境も前向きに捉えようとする姿が魅力的。
6.休日は遠出して遊ぶ
仕事の移動中もお店にいるときも、同じ景色ばかり見ていることが多いため、休日は遠出して遊ぶことが好きなのだという。旅行や車の耐久レースなどに参加することも。仕事もプライベートも、アクティブです!
7.365日楽しく生きる
自分一人では幸せにはなれないし、人と関わるのが好きなのだという。「楽しくない日はない。365日楽しい」という言葉が印象的。
前回ご紹介したショコラティエールの佐野さんもそうでしたが、「イヤなことがあってもすぐに忘れる」という前向きな考え方が素敵。つらいことがあっても自分の好きな仕事をやり続けるための秘訣なのかもしれませんね。
文/かわはらりな
次回の「7ルール」の放送は、2月27日(火)よる11時~11時30分です。主人公は、世界的なコンクールで日本初の金賞に輝いた若きワイン醸造家・三澤彩奈さん。
しごとなでしこでは、様々な分野で輝いている女性たちに密着! 番組を振り返り、仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます! ぜひチェックしてみてくださいね♡
初出:しごとなでしこ
ハンバーガーショップオーナー 坪井真理子
東京都出身 31歳。2016年12月に東京・北参道に自身のハンバーガー店「マーガーバーガー」をオープン。平日ランチタイムに4時間だけ営業するわずか2坪のテイクアウト専門店だが、ハンバーガー愛好家の間で話題を集める。子どもの頃からハンバーガーとポテトが大好物で将来ハンバーガー屋さんを開くことを決心する。高校卒業後、ハンバーガーチェーンや他の飲食店で経験を積み、念願の店をオープンした今も、オーナー業の傍ら夜は週5でアルバイトを続ける。