ファッションと音楽と食と宿泊。
hotel koe tokyoは、五感でTOKYOを感じられる空間
こんにちは。ブランディングコーチの大島文子です。
今回は2月9日、渋谷・公園通りにオープンしたばかりの「hotel koe tokyo」内覧会レポート。ライフスタイルブランドkoeによるホテル併設型のHotel in shopの最新情報をご紹介します。
遊びでも出張でも、旅の大きな楽しみのひとつがホテル。
目的と価格のバランスが良いホテルに泊まれると、なんだか得した気分になりませんか?
私は定宿よりも新しいホテルにトライして、その時の自分の気分とぴったり合っている時、旅のテンションが一気に上がります。
サービスやインテリア、レストランやスパなど「家」ではない空間で、気分を変えて過ごせる場所がホテル。
だから安らぎと共に、非日常の空間であって欲しい。
家の中にあるさまざまな持ち物を置いて、最小限の荷物で過ごす旅の時間は今の自分が抱えている日常からのエスケープです。
ライフスタイルブランドが手がけるホテル「hotel koe tokyo」は、そんな旅をおしゃれに叶えてくれる、ピッタリなホテルと言えそう。
1階のブレッド&ダイニング「koe lobby」とイベントスペース「koe space」の窓側中央がホテルのレセプション。
公園通りに面した入口を入り、朝から焼きたてのパンが並び、週末の夜は音楽イベントなどが開催される広々としたkoe lobbyでチェックインして3階に上がると…一変、そこは静かでほの暗い空間。
ファッションを扱うブランドのホテルらしく、S.M.L.XLのサイズ表記のルームナンバーがデジタルアートで表示されています。
一番大きなXL(Extra Large)のドアを開けるとこんな感じ!
ドーンと広いリビングのある100㎡のお部屋。
陽の光が降り注ぐガラス張りの窓が、公園通りパルコ前交差点に面してます。
ベットルームと「離れ」の和室。
押し入れに和布団もあり、ベットルームと併せて4人まで宿泊できます。
バスルームやアメニティもシンプル&モダン。
ホテルのデザインコンセプトは「茶室」だそう。
あえて華美に装飾や加工を施さずにシンプルで上質なデザインに仕上げられています。
ベットルームや「離れ」に上がる1ステップには、縁側を思い出させる沓脱石(くつぬぎいし)が配置され、現代的な和の演出と色を抑えたデザインが、とても静かな落ち着いた客室になっていました。また館内は客室も含めていたるところにアートが配置されています。
クリーンでモダンなアートある空間で、静かな時間を過ごす…ホテルステイの醍醐味が満喫できそうですね。
そういえば、このホテル内にはTVがありません。これも非日常の空間作りに一役買っているのでは…。
ニュースはモバイルでチェックできるし、館内も渋谷の街もイベントが目白押し。
TVの前に座っている間はなさそうです。
広さはいろいろですが、他の部屋もすべて同じ雰囲気の客室です。
S(Standard)のお部屋の広さは17-18㎡。先ほどのXLよりはぐっとコンパクトです。
こちらはM(Medium)で、広さは35㎡。
L(Large)のお部屋は52㎡。
同フロア内に、全ての宿泊者が利用が利用できるラウンジがあり、ドリンクサービス(7:30-21:00)やバーとしての利用(21:00-25:00)が出来ます。バータイムはkoe lobbyのメニューもオーダー可能だそうなので、夜食をここで!も便利ですね。
1階のkoe lobbyは私も大好きな代官山のフレンチビストロ「Ata」の掛川哲司シェフがプロデュース。
世界中のあらゆる食文化が混ざり合い様々なな人が訪れる東京・渋谷で、パン屋、カフェ、洋食屋、ラーメン屋という日本の食文化を上質に編集し、新しい東京フードを提案してくれるそう。
テイクアウトも出来るから、朝7:30から夜23:00まで使い方いろいろ。
ニューヨークのおしゃれ系ホテルのラウンジのように、滞在者もご近所ワーカーも和む居心地のいいスペースになって欲しいものです。
私はランチに「テリヤキバーガー」と具だくさんの「コーンポタージュ」などを頂きました。
焼きたてのパンにギュっと美味しいパテのハンバーガーが♡ 渋谷ランチでまたお邪魔したい美味しさでした。
ホテルのカフェだから朝から深夜まで営業していて、しかも公園通りに面してアクセスが良く、広々としたおしゃれな空間。
このkoe lobbyだけでも、出来てくれて嬉しいスポットですね。
2階はアパレルや雑貨が並ぶkoe渋谷店。
koe×THOM BROWNのポップアップショップもあります。「SUMMER BEACH」がテーマのコレクションは、ストライプの掛け合わせが目を引きます。
ファッションアイテムはもちろん、オープン記念として人気アーティストの長場雄氏、大図まこと氏、ノンチェリー氏とのコラボ商品が展開されています。
渋谷だからハチ公のアイシングクッキーも発見!
21時から23時のお会計はセルフ&キャッシュレスレジになるそうで、こんな感じでレジが設置され、無人アパレルショップとなります。
明日着る服に困ったら、すぐに駆け込めますね♥ 新しいショッピング体験にも注目です。
ファッションと音楽と食と宿泊。
hotel koe tokyoの試みは、五感でブランドを感じられる空間を作ったこと。
音楽やアート、レストラン、ショッピング…。五感をフル回転させて、TOKYOの魅力がギュッと詰まった渋谷で過ごす週末なんて素敵です。
観劇好きの私はまず、シアターオーブやオーチャードホール、シアターコクーン等での観劇後にダイニングを活用させて頂きます!
初出:しごとなでしこ