男女1,030人に聞いてわかった! 最近の一人暮らしにおける食生活事情
「孤食」。いわゆる“ぼっち飯”が社会問題にまでなっている今の世の中。
そんなの状況において、フォーデイズ食の研究会が一人で食べる機会が多い「一人暮らしの食生活」に着目し、20代~60代の現在一人暮らしをしている男女1,030人に対して調査を実施。
その結果、最近のぼっち飯事情が明らかになりました!
■全体の約6割が「週の半分以上は自炊」している
自炊の頻度について聞いたところ、全体の約6割が「週の半分以上は自炊」(ほぼ毎日+週に4~5日)をしていることがわかりました。
中でも、60代は男女とも「ほぼ毎日自炊する」と答えた人が約6割以上と他の世代に比べて、自炊率が圧倒的に高いことが判明。ちなみに、夕食においては、外食率が1割前後で「自宅で料理を行い食べる人」が大多数ですが、約4割は「出来合いの食品」を食べているようです。
また、「主食・主菜・副菜を3つ揃えて食べることが、1日に2回以上あるのは週に何日ありますか?」という質問では、やはり全体の約20%と少なく、特に20代女性は8.7%とすべての世代の中で最も少ない結果に! 30代女性でも12.6%と全体で3番目に低い結果となりました。
■食事で重視するものは、年代とともにグルメ志向から「健康志向」へ
一人暮らしの人が食事で最も重視するのは、「おいしいものを食べること」が全体で31.1%と最も多くなりましたが、年代とともに「おいしいものを食べたいグルメ志向」から「栄養バランスを気にする健康志向」へシフトしていく傾向が見られました。
■20代女性のほとんどは、本当は「誰かと食べたい」…
一人暮らしの人は、平日、休日に関わらず、3食とも一人で食べる割合が平均約90%という傾向が見られましたが、一人暮らしであっても半数の人は「誰かと一緒に食べたい」という気持ちを持っていることが分かりました。
中でも、20代女性は、「誰かと一緒に食べたい」と答えた人が81.5%と突出して共食意向が高く、30代女性でも約6割という結果に。若者女性は、特に一人での食事に対して寂しい思いをしているということが浮き彫りとなりました。
今日は誰かを誘ってご飯にでかけませんか?
▶︎食の研究会
初出:しごとなでしこ