新刊『全部コルスタ！ やせるおかず作りおき』は、材料を切って冷たいフライパンに入れるだけの簡単調理で「やせおか」ができるとあって、忙しい人にもぴったり。そのリポート第2弾！
コルスタ リポート その1「コルスタ」ってなんだ!? 9キロやせた編集者が「やせるおかず作りおき」を久々に作ってみたら…
9キロやせさせてくれた『やせおか』シリーズから再び2品作ってみた
こんにちは、小学館女性メディアの公式オンラインショップ「editstore」の編集長（店長？）をしています、42歳男子のkinと申します。先日もリポートしましたが、ワタクシ、昨年5月に思い立って、シリーズ発行部数250万部を突破した小学館のベストセラー『やせるおかず作りおき』シリーズを参考にした自炊生活で、3か月半くらいで9キロほどやせたのです！
その後、やせおか作りもサボり気味になり、だんだん炭水化物を食べ始めてしまって、その上正月太りで2キロほどリバウンド。このまま戻らないようにしないとなぁ…と思っていたころに、『やせおか』シリーズの新刊がいい！という噂を聞きつけ、久々のやせおか生活目ざして作ってみました。
ガッツリとんかつ肉だって「やせおか」！ インスタ映えもしそう♡
その新刊のタイトルは『全部コルスタ！ やせるおかず作りおき』。「コルスタ」って何だ？ って思いますよね。わかる、わかります！ 最初は意味不明でしたもん…。
「コルスタ」とはコールドスタートの略で、材料と油を冷たいフライパンに入れてから火を点けることで、油ハネや焦げる心配から解放される上に、肉も野菜もジューシーに仕上がる、という画期的な調理法なのです！ 前回の記事でもご紹介しましたが、今回もその簡単さと美味しさは本当なのか、再検証！
ひと品目は「やわらかポークソテー」。自信をもって肉Loverを名乗るワタクシですが、中でも目がないのが豚肉！ 高い肉じゃなくても脂たっぷりでうまみがあるので、大好き。カレーもついついポークカレーを選んじゃうんですよねー。さて、そのお味はいかに？
材料はこちら！
豚とんかつ用肉2枚、赤・黄パプリカ1/4～1/2ずつ（本には「赤ピーマン1個」とありましたが、赤ピーマンがなく、スーパーで「ちょっと使いパプリカ」が安売りしていたので）、ズッキーニ1/2本（冬なのにこれも安売りしてました。でもちょっとしわしわ涙）。
豚肉は両面に格子状の切れ目を入れ、半分に切り、塩、こしょう、ガーリックパウダー各少々をふっておきます。野菜はひと口大に。
フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、豚肉をインしてから着火（中火）。冷たいフライパンからだと肉を入れた瞬間の油ハネがないんですよ。掃除が何より嫌いな身としてはうれしい！
焦げ目がついたら裏返し、野菜を入れてフタをして、3分ほど蒸し焼きに。フタに蒸気がついたら開けると…
ほら華やか！ ここに塩、こしょう各少々で味を調え、酢大さじ1を加えて1分ほど煮詰めたら完成です。材料を並べるところから考えたって所要時間10分強くらい？ すごい時短料理っぷりです!!
野菜の彩りもキレイなひと品が完成！ お味は…安い豚肉なのに最後の酢の効果か臭みナシ！ 熱い油の中に入れないからか、肉が硬く締まりすぎてしまうこともなく、ふっくらジューシーに仕上がります。味つけも、塩・こしょうだけ？ と物足りなくならないか不安でしたが、ガーリックパウダー（多め推奨♡）でうまみもしっかりで大満足なのでした。ズッキーニもしわしわくらいがちょうど良かったのかやわらかく仕上がりました。
作りおくなら、こんな感じ。冷蔵庫で3～4日保存可能ですよ！
付け合わせは「ほぼ切るだけ」のずぼら副菜
さて、今日も炭水化物を食べる代わりに、「やせおか」シリーズから副菜をチョイス。『コルスタ』からもう1レシピ、「ミニトマトとツナのさっと煮」を作りました。
材料はこちら！
ミニトマト16個、玉ねぎ1/4個、ツナ缶（オイル漬け）1缶（70g）、これだけです。
ミニトマトは縦半分に切り、玉ねぎは粗みじん切りに、これだけです。ここまで所要時間3分ほど。写真を撮ってる時間の方が長いくらい…。
冷たいフライパンに先ほどの材料（ツナ缶は油ごと）と、顆粒コンソメ小さじ1、ガーリックパウダー、塩、こしょう各少々を入れて、ふたをして中火にかけます。3分煮てフタを外すと…
うん、まぁまぁいい感じ（でもまだ生っぽくて美味しくはなさそう…）。ここから混ぜながら2～3分煮るだけで…
完成！ おお～、だいぶ火が入って美味しそう♪ ついに所要時間は過去最短の10分切りを実現したか!?
ほら、ちょっと気の利いたひと品に見える！ 味はさっぱりながらも、ツナのうまみがしっかり主張してます。玉ねぎもしっかり火が通って甘みがほんのり。これ、ツナ缶の油を減らしてオリーブオイルを小さじ1ほど足したら、さらにイタリアンの面影強めのおしゃれ料理になりそう。塩味を少～し強めにしたら、キリッと冷えたワインにも合いそうですよー。
「作りおき」生活もよし、一方で出来たても美味なんです…
作りおきのときにkinが愛用しているのは無印良品の「フタをしたまま電子レンジで使えるバルブ付き密閉保存容器」の「中」「深型・中」「深型・小」の3種類。こちらは「深型・小」に入れたところ。ここに、マスキングテープで料理名、保存期限（「やせおか」シリーズには基本的にどの料理にも明記してあります）、作成日をメモメモ。これで冷蔵庫の中に保存容器がいっぱいでも、何をいつまでに食べればいいかが一目瞭然です。
「やせおか」シリーズの中でも『コルスタ』がいいな…とkinが思ったところは、まとめて材料を切るだけで、あとはフライパンでワンプロセスででき上がっちゃうところ！ 冷たい温度でスタートするから焦げにくい、肉や魚も硬くなりにくい、油ハネなしで調理できるからガス台などの掃除が楽、とメリットだらけ。また、どうしてもレンジだとできてしまう火の通りムラも少ないし、実はさらに時短になっているかもしれません。
加えて、「作りおき」とは矛盾しますが、やっぱりフライパンで火を通したものはレンジ以上に美味しい！ 特に作りたては格別!! と確信。写真を撮り忘れてしまったのですが、これ以外に『コルスタ』から作って美味しかったのは、「塩すき焼き」や「むね肉の黄金揚げ」、「さばの南蛮漬け」、「ミックスきのこのアヒージョ風」。南蛮漬けやアヒージョ(風)なんて難しそうなもの自分で作れると思ってなかったので、美味しく仕上がったときにはもうテンションUP！ でしたよ。
ということで、リバウンド＆正月太り解消、プラスもう5kgくらいやせたい！ 次は何を『コルスタ』から作るか、思案中のkinでした！
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初出：しごとなでしこ
kin
小学館女性誌公式オンラインストアeditstore編集長。
食べること＆呑むことが大好きながら、小学館のベストセラー『やせるおかず作りおき』を参考にし、3か月半で8～9キロほどやせた経歴をもつ自炊アラフォー男子。
プロフィールphoto/(c)Shutterstock.com
