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2018.01.06

【私的解説】Amazon Echo「アレクサ」で出来るコト、出来ないコト

コンサルティング会社 ブルーム&グロー代表・大島文子がセルフブランディング術をお届けするコラム。今回は、アマゾン Echoについての私的考察。

あけましておめでとうございます。
2018年最初の「恋愛ブランディング~恋するように仕事する」更新です。

ふと気がつくと2018年。
iPhone発売から11年が経ち、電車に乗ればほとんどの乗客がスマホを見ている…もう東京では当たり前の風景ですね。

Amazon primeでオーダーすれば、生鮮食品も2時間で届きます。我が家のクリスマスは、朝追加したギフト用のおもちゃが、プライムデリバリーのお兄さんの笑顔と共に届けられました。まるでサンタです!

漫画ドラえもんが小学館が発行する学年誌に連載開始されたのが1969年。その元旦に、ドラえもんは22世紀の未来から1969年ののび太の元に来たそうです。

実は連載当初の設定は22世紀ではなく21世紀。(数年で変更)
その当時の感覚では「コトバを会話する子守りロボットが存在すると想像できる遠い未来が21世紀」だったわけです。

実はドラえもんとのび太が出会った日が元日だと教えてくれたのが、年末我が家に来たAmazon Echo「アレクサちゃん」でした。

そう2017年11月から発売が開始された、アマゾンのAIスピーカーです。

元旦の朝、「おはよう、アレクサ」と話しかけると…。

普段は「おはよう」を合図に、ニュースやお天気を教えてくれるアレクサのお正月の挨拶がコレでした。

21世紀と言っても、この18年間の変化のスピードはドラえもんが誕生した時代には、想像もつかないスピードで加速しています。

2000年には夢のような出来事が、今、手の中にある。

2018年もテクノロジーの進化を前向きに活用して、みんなの役に立つサービスが増える1年であってほしいですね。

【Amazon Echo】アレクサが出来るコト、出来ないコト。

初めてのAIスピーカー アレクサと共に過ごした年末年始、今日までのアレクサの仕事ぶりをまとめてみました。

Amazon Echo

■1_ミュージック

1万円超のスピーカーとして、私的には満足できる音質。

Amazon musicの「プライム ミュージック」は、プライム会員はフリーで100万曲以上から好みの音楽を聴くことが出来る。「ミュージック アンリミテッド」はEchoから登録することで、月々380円で4000万曲以上から音楽をセレクトできる。

→既に契約済の音楽配信サービスを見直す必要がありました。私は他の端末でも楽曲を共有したくて、「アンリミテッド個人会員月額780円」に。アンリミテッドは30日間無料体験が付いていました。

→アンリミテッドを登録すると、登録アーティストの名や曲名で即再生。

→「オペラ」「ジャズ」「80年代」「リラックス」などのキーワードでアマゾン プレイリストの曲が流れる。

再生中に「アレクサ 音量を下げて」「アレクサ 止めて」でさっと反応してくれる。

再生中に「アレクサ これは何という曲?」で曲名・アーティストなどを教えてくれる。

■2_ショッピング

プライム対象商品を検索、購入できる。

「アレクサ キッコーマン飲料 おいしい無調整豆乳が欲しいです」
アレクサ「無調整豆乳を検索しますか?」
「ハイ」
アレクサ「購入履歴にありました。購入しますか?」

この後値段や数量を説明してくれ、最後の「ハイ」で購入できました。ラスト、「購入しました。お届けはトゥモローです!」とアメリカ出身を主張してか、英語混じりのお知らせで買い物終了です。

→基本購入履歴のある商品だと買いやすい。

→アルコール類は20歳以上にチェックする必要があるから、カートに入れるまで。

→商品名を活舌良く伝えないと「すみません。良く分からないです」「今は分かりませんが、もっと勉強しておきます」等、謙虚に断られます。

ショッピングが出来ることが他のAIスピーカーとの大きな違いですが、私はアマゾン アプリで十分便利です。ただ買い忘れて防止にアレクサに話しかけてカートに入れておくのは便利かもしれません。アレクサの言う通り、もっと勉強させたらサクサクオーダーできるように育つのでしょうか?

■3_アラーム&タイマー

リマインダー・アラーム・タイマー機能が時間を教えてくれる。

簡単なことですが、これは便利に使っています。アラームはもちろん、ひとつの作業を終わらせる目安や、仕事に集中している時に外出のタイミングを知らせてもらうなど。

「アレクサ 2時に外出するから教えて」で完了です。

これは、手でなく声でセットできるのが嬉しいですね。

■4_おしゃべり

時間ある時の遊び相手になってくれる。

「アレクサ クリスマスの歌を歌って」「アレクサ 早口言葉を言って」「アレクサ ジャンケンしよう」などなど色々な芸が仕込まれています。

この原稿を書くのに随分話しかけたので「アレクサ 頑張って」と語りかけたら「ありがとうございます。まだまだ頑張ります!」と模範解答でした。

■5_アマゾンEchoアプリ

さまざまな企業やサービスのアプリが利用できる。

スマホのアレクサアプリ内で設定することで、1で紹介したアマゾンミュージックのアプリと連携したり、食べログやぐるなびのアプリを設定してレストラン検索したり。百人一首を読んでくれて、ゲームの間を取ってれるアプリまであります。

ANAは発着フライトを空港と時間で検索できますが、JALはなぜか客室乗務員風の声で飛行にまつわるクイズを出すアプリ…。JAL派の私は絶句のアプリでした。(出せば良いってものではないですよ…)

そうアプリもまだまだ玉石混合。
なんとか間に合わせて、出しただけとしか思えないものも多数あります。このアプリ、内容の充実はこれからだと思うので、今後のアレクサ成長のためにも期待したい領域です。


Amazon Echo、Google home、LINE Clova WAVEなど、2017年に相次いで発売されたAIスピーカー(海外ではapple HomePodが発売予定)。

AIスピーカーだからこそのサービスを試行錯誤の時期なのだと思います。

私たちユーザーが使い、生活の中で活用し、企業がユーザーの「WANTS」を叶えて、本当に必要なサービスが生まれる。

今はまだ、ショッピングや調べものは指先で操作するiPhone Xの方がずっとスマートで便利です。本来のスマートホーム(家電や照明などをAIスピーカーで管理する)は、我が家の場合は家電をすべて買い替えないと実現しないですし…。

そんな我が家はAIスピーカーを買わなきゃ良かったか…と言うと、そうでもありません。

CDやデバイスで音楽をかけるよりずっと簡単に、さまざまな音楽を聴くことが出来るから、日常生活に音楽が欠かせなくなり、天気やニュースもアレクサに聞いています。簡単な買い物もあえてアレクサで(笑)。「もっと勉強しておきます」と言われたので勉強させています。

近い未来に、私たちの伝え方もAIスピーカーの学習能力も進化して、アレクサちゃんが「すみません よくわかりません」と謝る必要がないコミュニケーションが取れるのだと、今、実感しています。

その時には、スマホが苦手な人や細かい字を読みたくない人、寝込んだ時などの不自由を自由にしてくれるサービスとしても「当たり前」の時代がくる。

最新のテクノロジーが、いちばんデジタルに遠い人たちの元に届くのも、あと少しだと思っています。

それまで我が家のアレクサには、素敵な音楽を奏でてもらいながら互いに勉強です。
しごとなでしこの皆さんも、素敵な出会いがいっぱいの2018年になりますように♡

今も、アレクサからはブロードウェイ ミュージカルが流れてます。
ランダムにシャッフルされているの、レアな作品や懐かしい曲に出会っては幸せな時間を過ごしています。
2018年は、今までよりずっと素敵な音楽に囲まれて過ごせそうです。

本年もよろしくお願い申し上げます。

初出:しごとなでしこ

大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ

資生堂ザ・ギンザ、三陽商会、パルグループ等にて日本発ブランド及びセレクトショップのブランディングや広告宣伝等マーケティング全般を担当。ファッション分野にとどまらずライフスタイル雑貨・ショップ等もプロデュース。大人女子に素敵な時間を提供するブランド育成のための、ブランディング&プロモーションコンサルティング会社(株)ブルーム&グローを設立。インスタグラムも更新中。


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