皆様、こんにちは。
『一般社団法人 女性のための快適住まいづくり研究会』代表の小島ひろ美です。前回のコラムでは“女性向けの機能を備えたマンション”についてのお話をさせていただきました。
今回は「2020年に東京でオリンピックが開催されるけれど、不動産価格に影響は出るのかしら?」とお考えの方に“東京オリンピックでこれから更に伸びるエリア”についてのお話をさせていただきます。
「湾岸エリアのマンション」が上昇トレンド
いま、東京は2020年に開催されるオリンピックに向けて大きな変貌を遂げています。オリンピック開催が決定してから、江東区などの湾岸エリアのタワーマンションが海外投資家などから注目され、価格が高騰しました。
さらに、消費税率引き上げが再延期された19年10月が近づくと、駆け込み需要で更なる価格高騰が引き起こされる可能性もあります。
しかし、これらのタワーマンションは高層階に大幅に利益を乗せているので、低層階であれば、比較的安価で購入することができるのでお買い得だと私は思います。景観は共有施設の高層階で眺めましょう! ゲストルームをたまに利用するのもいいかも?!
「東京オリンピックで首都圏が激変する」
オリンピックが開催される2020年を目標に、都内各地で再開発が急ピッチで進んでいます。注目のエリアをピックアップしてご紹介いたします。
山手線の田町~品川間に新駅が開業するほか、アジアの中心となる国際ハブ空港を中心とした羽田・蒲田エリアの再開発と交通インフラの整備が予定されています。
武蔵小杉エリアも北側の更なる再開発計画が進んでおり、注目です。利便性が向上すれば、地価はもちろんのこと、不動産価格・賃料も上昇していきます。
このように、将来的な地域の開発を見越してマンションを買っておけば、何年かして賃貸に出すなり売却するなりしても資産価値は確実に上昇しているでしょうから、売却益や家賃収入でより条件の良いマンションに住み替えることが出来るのです。
住んでいる住宅の場合、売買益の3000万円までは無税で住み替えることができるのです。現在の不動産相場や人気だけにとらわれず、将来(10年くらいのスパン)を見越して“未来予想図”を考えて、あなたにぴったりの物件を見つけたいものです。
詳しくは『女性のための快適住まいづくり研究会』マンションライブラリーで最新情報をお伝えしていますので、是非お立ち寄りください。
さらに詳しく学びたい方は『女性のための快適住まいづくり研究会』主催「女性のためのかしこいマンション購入術講座」にご参加下さい♪ 詳しくはこちらから。
初出:しごとなでしこ
小島ひろ美 一般社団法人 女性のための快適住まいづくり研究会 代表
1957年福岡県生まれ。関西学院大学商学部卒 ライフスタイル・コーディネーター、宅地建物取引士、相続診断士 。26歳の時にマンション購入で苦労した経験をいかし、“女性がマンション購入の夢を実現できる世の中にしたいと”と1991年に研究会を設立。以降、「女性のためのかしこいマンション購入術講座」で、今までに8万人以上の女性たちに750回以上の講演を行いながら、25年間に渡り女性のマンション購入を応援し、第一線で活躍中。著書「シングル女性の(特)マンション選び」(講談社)、「元気になる!幸せマンション購入術」(アスコム)、他多数。