20代後半の女性から恋愛相談を受けていて感じるのは、恋愛がうまくいかない女性には、行動のパターンがあるということ。
本稿での“恋愛がうまくいかない”とは、短期間で恋が終わってしまうことを指します。
短期恋愛に悩む女性がやってしまう行動の特徴としては、彼の誕生日に過度なサプライズをする、彼を惹きつけるために一般的に女性らしいとされるファッションを選ぶ、泣きまねも辞さない……などなど。
守ってあげたくなる女性を演じてしまう、という女性も少なくありません。
「オレがいないとダメだ、と思わせるために、ブリッ子を演じるなんてしょっちゅう。友達の紹介だと本性を知られているのでブリブリできないから、マッチングアプリで会った相手とばかり恋愛しています。でも長続きしません」(27歳・医療関係・彼ナシ)
「自分が一番モテた大学1〜2年生時の行動を、アラサーになった今もついついしてしまう」(28歳・PR会社・彼ナシ)
どうすれば、自分に合う相手と出会い、いい関係を続けることができるのか……そこで、ワンナイトで終わりがちな20代後半以降の女性の共通点をあぶり出したいと思います。
■その1.デート中に赤ちゃんや動物がいると、興味を示す
本当に興味があればいいのですが、彼ウケを狙うために、母性や優しさを演出する女性は、恋愛で“2度目がない女”に多い。
興味がないにも関わらず「かわいい」などと言うだけでなく、あやしたり、なでたりする人も少なくありません。その結果、男性から違和感を持たれて、「この子はないな」と切り捨てられてしまいます。
■その2.相手の出方を探りながら、デートの行動を決める
恋愛がうまくいかない女性は、行動の主導権を男性側に持たせます。店選び、オーダー内容、飲むお酒まで男性に合わせて「私も同じものを」などと言ったりしている。
例えば、レストランに行っても、相手の財布の中身を推測しながらオーダーしたり……。この「探られている感」が苦手な男性は非常に多い。恋愛がうまくいく女性は、多くの男性は実はデートのときの主導権を握りたがらない生き物だと知っていて、自分を楽しませるために行動を決めています。
■その3.肉体関係に持ち込んだ後の行為中に、うるさい
可愛く従順だと思われるために、過度な演出をする女性は、ワンナイトで終わってしまいます。
過度に声を出したり、極度に恥ずかしがったり……思い当たる人はやめたほうがいいように感じます。それよりも、相手と呼吸を合わせ、自分が気持ちいいと思うように行動したほうがいい。恋愛行為についての“正解”は、自分が幸せかどうか、です。
初出:しごとなでしこ
沢木 文 Writer&Editor
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。