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BEAUTY

2017.10.24

「歯ブラシだけ」ではダメ!? デンタルケア効率を上げる三種の神器を使いこなすべし!

朝晩だけでなく、ランチタイム後も歯磨きしていますか? 今回はお口のセルフケアをもっと効率よくするための豆知識を、100以上の歯科医院取材経験をもつライター中島香菜が紹介します。

毎日のデンタルケア、どんなアイテムを使っていますか?

日々のお口ケア。「歯ブラシと歯みがき剤だけ」という方は、たとえ毎日しっかりとケアしていても、虫歯や歯周病に侵される危険性大。なぜなら、歯ブラシだけではお口の汚れを十分に落とすことはできないからです。具体的には、歯と歯の間や奥歯にどうしても汚れが残ります。

そこでぜひ活用してほしいのが、デンタルフロス・タフトブラシ・マウスウォッシュの3つ。デンタルケア界の三種の神器ともいうべきアイテムたちです。

歯の全面をきれいにしてくれる「デンタルフロス」

すべての歯には「4つの側面」があります。一番奥の歯を除き、そのうち2面は隣の歯と接しているため、歯ブラシで表面をなぞるだけではきれいに汚れを落とせません。実際に、虫歯の多くは歯と歯の間で発生するもの。そこで活躍するのが、デンタルフロスです。

フロス
(c)Shutterstock.com

慣れないうちはちょっと面倒かもしれませんが、歯間までしっかり汚れが落ちる感覚はやみつきになるはず!

最近はキーホルダー型の持ち運びに便利なフロスも発売されているので、メイクポーチと一緒に携帯して、ランチ後もしっかりと歯間ケアをするのがおすすめ。「歯に挟まった食べかすがとれない!」なんて事態に陥っても、フロスがあれば安心です。

乱れた歯並びや矯正にも対応「タフトブラシ」

通常の歯ブラシは、いくつかの毛束が集まってできています。しかしタフトブラシには、毛束は1つしかありません。そのため、歯ブラシが届きにくい奥歯や歯と歯茎の境目などもしっかりとケアできるのです。

歯ブラシ

歯間と同じく、奥歯も虫歯になりやすいポイント。歯と歯茎の境目に歯垢が残ると、歯周病の原因にもなります。夜だけでもいいので、歯ブラシと併せて使うことをおすすめします。

なお、タフトブラシは歯並びが乱れている部分に使うのも非常に効果的。歯と歯が重なってできた小さな溝にもフィットしてくれます。矯正治療中で器具を着用している場合のケアにもぴったりですよ。

ランチ後のリフレッシュにも!「マウスウォッシュ」

マウスウォッシュ
(c)Shutterstock.com

お口の中を手軽に殺菌できるマウスウォッシュも、ぜひセルフケアに取り入れてほしいアイテムの1つ。特に使ってほしいのは、あまり時間をかけてケアできないランチ後の歯みがきのタイミングです。

虫歯・歯周病予防の意味ではもちろん、口の中がスッキリしてリフレッシュできるので、気分の切り替えにもぴったりです。

なお、マウスウォッシュを選ぶ際は国内メーカーが作っているかどうかをチェックするのがおすすめ。一概には言えませんが、海外メーカーのものは刺激が強すぎることも。特に爽快感のある刺激が苦手な方は、ぜひ国内メーカーのマウスウォッシュを選んでみてください


歯ブラシに加えて今回ご紹介した「三種の神器」を使えば、セルフケアの効率はぐっと上がるはず! 虫歯や歯周病を予防できれば、歯医者さんで怖い思いをすることもありませんよ。

「デンタルフロス」「タフトブラシ」「マウスウォッシュ」を揃えて、健康なお口を維持してくださいね。

歯磨き
(c)Shutterstock.com

初出:しごとなでしこ

中島香菜

歯科や眼科をはじめとした医療系記事を数多く執筆するフリーランスライター。医師へのインタビュー実績が豊富で、訪問した歯科医院の数は100軒近くに上る。また、美容系記事も精力的に執筆。中でもメイクアップを得意としており、毎シーズン新作はくまなくチェックしている。日本化粧品検定1級取得。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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