書類を作成するときやメールを送るときに「あの表現はどんな漢字を使うんだっけ……!?」と不安になることもありますよね。
また、同僚や上司が誤った漢字を使っていたら「意外と仕事できなさそう……」などと、幻滅してしまうことだってあります。
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「肝にめいずる」あなたは、どちらで書きますか?
1.銘ずる
2.命ずる
正解は?
1.銘ずる
どちらも「めいずる」と読みますが、「肝にめいずる」の表記は「銘ずる」が正解です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では68%の人が正解していますが、31%つまり約3人に1人が間違った表記を「正しい」と思ってしまっています(2017年10月12日現在)。
「銘ずる」は、書きつけたり、石などに刻みつけたりするという意味の言葉です。
※ ※
きもにめいずる【肝に銘ずる】
心に強くきざみつけて忘れない。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ