上司や取引先に話をするときに「あの熟語はどんな読み方だっけ……!?」と不安になることもありますよね。
また、一目置いていた同僚が、誤った日本語を多用していたら「意外と頭よくないのかも!?」などと、思わず幻滅してしまうことだってあります。
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「一世一代の大仕事」あなたは、どちらで読みますか?
1.いっせいいちだい
2.いっせいちだい
正解は?
2.いっせいちだい
「一世」は、「いっせ」と読む場合と「いっせい」と読む場合があり、「一世一代」「一世一度」は「いっせ」、「ナポレオン一世」「一世を風靡(ふうび)する」などでは「いっせい」と読みます。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では39%の人しか正解していません。60%つまり過半数が間違った表現を「正しい」と思ってしまっています!(2017年10月12日現在)
いっせ‐いちだい【一世一代】
(1)一生に一度だけであること。特に、一生に一度の晴れがましいこと。
(2)役者などが、引退などの前に一生の仕納めとして演じる晴れの舞台。舞台納め。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ