33〜38歳の男性は生活の中心が仕事。女性は放置されても仕方ない?
先日、アラサー美女と合コンに行ってきました。男3人、女3人+筆者という会で、盛り上がったところで退席する予定でした。しかし、男3人+女1人が仕事で共通点があったので、ビジネスの話で盛り上がってしまった。
全員共通の趣味であるアウトドアやバスケットボール観戦に話を振っても、仕事の話に戻ってしまう。
男性は全員35歳だったのですが、仕事が本格的に面白くなる前の20代の後半のうちに結婚しておくというのは大切だと痛感。
そもそもこの合コンは、男側から「そろそろ俺たち結婚したい」と頼まれて設定したのに…。
今、アラサーの女性で結婚したいと思うなら、仕事が楽しいゾーンに入っている33~38歳の男性は避けたほうが無難です。この時期、ある種の男性は生活の中心が仕事になるので、放置状態にされる可能性が高まります。
仕事も好きで家族も彼女も大事にする男性は、25歳くらいまでに結婚済み
それにつけても、定職があり、趣味にのめり込まず、堅実な性格をしている“結婚にピッタリな男性”はほぼ例外なく仕事の話が大好きです。
結果的に、彼らが選ぶのは仕事がデキる女性になる。彼らは結婚すると、先へ、次へと何かをつかんでいく人生を選び、気が付けば起業や海外移住、はたまた離婚というダイナミックな展開になっていたりします。
そういう人生を礼賛する風潮が世の中に流れていますが、無難につつがなく生きるということを続けることも素晴らしいことです。
ただ、そういう男性は、仕事がそれほど好きではないし、定職がなかったりする場合もあります。仕事も好きで家族も彼女も大事にする男性は、25歳くらいまでに結婚しており、リリース(離婚)を待つしかない。
合コン時のNG=“サラダを取り分ける”ことに類する行為
このように、男性には大きく3つのタイプがあるのですが、いずれのタイプが居合わせようと、合コンのときにやってはいけないことは、“サラダを取り分ける”ことに類する行為です。
いまだに、女性誌などでの刷り込みにより、サラダを分けたり、から揚げにレモンを絞ったりするのは“気が利く女”としてモテの有効なアピールとされているようです。
20代のうちはそれでもいいでしょう。しかし、アラサーの今は違います。サラダを取り分けると家庭的アピールをしている女と思われてしまいますし、そもそも男性の多くはサラダが苦手という人が多い。それを取り分ける女を、恋愛対象外の母親的存在と見る可能性も高まります。
それに、多くの男性が頼まれもしないのに、率先して使役側に回る女性を軽く見ます。そういう女性は、結婚しても自分をすり減らすように家事と仕事を完璧にこなそうとし、やがて自爆してしまう。これは、会社の飲み会などでも同じで、会社も使役側に回る女性を率先して搾取しています。
ですから、アラサーになったら、なるべくドーンと構えて女王然と座っていた方がいい。その方が他人から大切にされて、恋愛でも仕事でも結果的に幸せになります。
初出:しごとなでしこ
沢木 文 Writer&Editor
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。