あなたもきっと持ってる「理系男子」に対する“苦手”意識
こんにちは、深沢真太郎です。私はビジネスパーソンを数字に強くさせる「ビジネス数学の専門家」として人材教育に従事しております。いわゆる「理系出身」であり、その専門性ゆえコテコテの理系アタマの持ち主です。
そんな私は企業研修やセミナー、あるいは大学の講義など、仕事の現場で多くの方々と接します。その悩みの多くは「どうにも数字が苦手で…」というものであり、もちろん私はそれを解決するために研修や講義をしているわけですが、数字が苦手以上に「苦手意識」があるものが見えてきたんです。
それは、“理系男子”という人種に対する「なんか苦手」「なんかイヤ」という感情。
男性に限定することにそれほど重要な意味はありません。いわゆる「理系」に限定した場合、ざっくりいえば3人のうち2人は男性です。そして、その「なんとなく苦手」な感情はどちらかというといわゆる文系女子が理系男子に対して持つケースが多い。
恋にも仕事にも活用できる「理系男子の取扱説明書」連載を開始
そこでこの連載では、テーマを“理系男子”とし、そもそも彼らはいったいどういう人種なのか、どうコミュニケーションすればよいのか、何をしないほうがいいのか、といったことをたくさんの事例を通じて解説します!
いわば「理系男子の取扱説明書」。
さっそくですが想像してみて欲しいことがあります。
“理系男子”って、いったいどんな人?
冷たそう
データが好きっぽい
理屈っぽそう
数学や理科のお勉強ができた
なんとなく怖い
よくわからないものをコレクションしてそう
スマホやパソコンの情報に詳しそう
合コンや飲み会でもあまり喋らなそう
秋葉原にいそう
………………。
などが多くの意見。
わかりやすい例を挙げるなら、TVドラマ「ガリレオ」で福山雅治さんが演じた転載物理学者の主人公(笑)。
そういえばあのドラマでも、パートナーとなる女性刑事(柴咲コウさんや吉高由里子さんが演じました)との会話が見事なくらいに噛み合わない様子が何度も描かれていましたね。
扱いにくい。ちょっとコミュニケーションが難しい。そして誤解されやすい。それが理系男子の特徴!
でもそうはいっても同じ人間どうし。うまい付き合い方があります。
たとえば血液型なら人間は4タイプに分類されますが、誰もが「A型とO型は相性が…」といった話をしています。その考察に科学的根拠があるかは別として、それぞれの特徴を理解してよい付き合い方を考えるのは楽しいもの。
理系男子。そんな彼らの取り扱い方を、次回からたっぷり解説していいきます。プライベートはもちろんビジネスシーンにも役立つ接し方。参考にしてくださいね!
つづく
深沢真太郎 ビジネス数学の専門家/人材教育コンサルタント
BMコンサルティング株式会社代表取締役/多摩大学非常勤講師/理学修士(数学)
ビジネスパーソンの思考力や数字力を鍛える「ビジネス数学」を提唱し人財育成に従事。著作多数。
文化放送「The News Masters TOKYO」ニュースマスター
ラジオ『深沢真太郎のビジネス数学カフェ』パーソナリティ
パールハーバープロダクション所属(文化人タレント)
国内初のビジネス数学検定1級AAA認定者
公式チャンネル「ビジネス数学TV」