働くみなさん!日本語の「正しい表現」に、どのくらい自信がありますか?
書類を作成するときや取引先にメールを送るときに「あの表現はどんな漢字だっけ……!?」と不安になることもありますよね。
また、「仕事デキそう」と思っていた同僚が、誤った表現を使っていたら「もしかして私より仕事デキない人!?」などと、思わず幻滅してしまうことだってあります。
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「白髪まじりの男性」あなたは、どちらで書きますか?
1.混じり
2.交じり
正解は?
2.交じり
黒い髪と白い髪が「混ざって」いるように感じてしまうかもしれませんが「混じり」は不正解。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では30%の人が正解していますが、69%つまり約7割が間違った表現を「正しい」と思ってしまっています(2017年9月26日現在)。
まじ・る【混じる/交じる/雑じる】
(略)
[補説]ふつう、「雑音が混じる」「色が混じる」のように、互いにとけあって元の物が判別できないさまには「混じる」、「白髪が交じる」「漢字と仮名の交じった文」のように、元の物が判別できるさまには「交じる」を用いる。
※ ※
白髪と黒髪は、まじっていても元がそれぞれ判別できるので、「白髪交じり」と書きます。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より〉
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ