面倒くさい女BUTモテる女→「ジョルダン」女子
世の中にはモテることこそが最上の人生と捉える女性がいます。モテること自体は悪いことではありませんが、それを周囲に言いふらすことは下品。なかでも最近よく聞くのが乗り換え案内サービスで知られる「ジョルダン」的な女子と陰で揶揄されているモテ女子。
先日会った女性(食品会社勤務・27歳)は次のように話してくれました。
恋愛トークが大好きな友人は、自分がモテることをアピールしたいのか、会えば必ず“別れ話”と“新カレとの馴れ初め”と“それぞれの男性のベッドでの様子”をセットで聞かされ面倒。あまりに、取っ替え引っ替えというか、間髪いれずに次の男性とくっつくので、周囲の女子からは「別れる前から同時進行している」「頭の中はセックスのことだけ」と白い目で見られています。〝男性の乗り換え上手〟=ジョルダン女子とはまさに彼女のこと!
また別の女性(販売・25歳)からもジョルダン女子について聞きました。
ひがんでいるように思われるのがいやで黙って話は聞いていますが、お金をもっている男性とつきあうことが自分の人生のステータスと思っている友人はいつも「あの人は昨日○万円使ってくれた」とか「会社の○○に乗っている男性に口説かれた」とか恋愛=お金と勘違いしていて、話を聞くのが正直面倒くさい! 実際につきあう男もとにかくお金基準で、少しでも今の彼よりお金を持っている男性を見つけるやいなやどんなにブスな男でも狙いまくって、乗り換えるジョルダンちゃんです。それが彼女の価値観なのでしょうからどうでもいいのですが、私と会うなり金持ち男の自慢をする彼女に辟易しています。私はお金も大事ですが、ピュアな愛も大事にしたいです!
女子から嫌われるジョルダン女子から学ぶモテテクニック
ジョルダン女子の共通点は、男性がそばにいることで自分の存在意義を見出していること。「結婚したいのにできない」「出会いがない、いい相手がいない」と嘆いてばかりで行動に移さず女子会ばかり開いている女性に比べて、異性に対してアグレッシブです。
モテ自慢をすることで同性に嫌われがちなジョルダン女子ですが、陰でどんなに揶揄されていても、結果的に恋愛成就や結婚へのゴールインは、その周囲の女性たちよりはるかに有利だということもはっきり申し上げておきましょう。
ジョルダン女子は、男性に常に求められたい、お金を自分のために使ってほしいなど、自分の欲望が明確です。彼女たちに見習うべきは、この異性に対する目的、目標の明確さです。つまり目的地がはっきりしている。どんなに乗り換えようと、彼女たちは自分の目的地にむかって突き進んでいるのです。
これを読んでいて、彼氏がいない結婚したいと嘆いている女性は、自分が幸せを感じるのにはどんな異性であることが最重要条件なのか、自分の目的地はどこなのか? を自問自答してみましょう。
自分は同性に嫌われたくない、でもモテたい結婚したい! と思うならば、ジョルダン女子たちのアグレッシブさを見習ってアクションを起こしてみましょう、そして同性に顰蹙を買うモテ自慢はぐっとこらえてみてください。きっとあなたにも素敵な恋が訪れるはずです。
初出:しごとなでしこ