初回のデートで、男性に気持ちよくオゴらせるのが幸せの秘訣!?
だめんず体質の女性に話を聞くと、初回のデートからほぼ100%、自らワリカンの道を選んでいます。
「オゴってもらうのが苦手だし男女平等じゃないと思う。会計の前に一応財布を出す、というのがマナー的にも“きちんとした大人の対応”とされているし」(33歳・広告代理店勤務・独身・恋人ナシ)
「オゴられるのは、男性に借りを作ったみたいでイヤすぎるから、絶対にワリカンにしています。彼女になったわけでもないのにオゴられるのはちょっと…」(35歳・製薬会社勤務・独身・恋人ナシ)
オゴられるのが苦手、という女子とオゴり問題を話すと、〝男女平等〟、〝借りをつくりたくない〟、〝気が利く人だと思われたい〟という意見が出てきます。しかし、恋愛は男女平等が成立しにくい世界です。平等やマナーにこだわって、男性が気持ちよく払おうかな、としているときに〝いやいや私も〟と言って半分出すことは、避けたほうがいい。
デキる男から愛され上手な女性は、オゴられ上手だった
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相手の好意を素直に受けられる女性…、つまり、デートでオゴられ上手な女性は、男性から愛される傾向が強い。その理由は、男性はプライドをくすぐられることに弱いから。
相手にすごい、うれしいと単純に言われると無条件で好意を寄せてしまう。「そんなの悪いよ」とか「半分出すよ」など申し出る女性より、「ありがとう! うれしい!」と好意を素直に受ける女性のほうと一緒にいたいと考えます。
よく、友達状態のようになっていたアラサーのカップルの破局理由を聞くと、彼を年下の女にかっさらわれた、という話が圧倒的多数。きっとワリカン慣れしていた状況下で、年下女子にオゴって単純に嬉しがられ感謝される体験が新鮮だったから、ということも考えられます。
ワリカン体質女が、オゴられ上手になるためには?
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これは、たったひとつしかなく「私はオゴられるにふさわしい女である」と自分を愛し、自信を持つこと。マナー的にも男女同権的にも「お金は出さなきゃいけない」、「財布をチラ見せしなくちゃいけない」、「払うそぶりを見せないと大人の女だと思われないかもしれない」などの居心地の悪さと不安をぶっ飛ばし、男性に支払いを任せること。初回のデートだけでいいんです。お店の人の前で「ありがとう、うれしい」と伝え、店を出た後、美味しかった料理を「また一緒に食べたい」と伝える。どうしても男女同権にこだわるなら、ここで「次は私がごちそうしたい」と言ってください。
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男性に気持ちよくオゴらせるようになれれば、あなたの魅力もまたグッと高まるはず!
初出:しごとなでしこ
沢木 文 Writer&Editor
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。