ショコラコーディネーター®市川歩美がスイーツにまつわるNEWSや甘く美味しいお話をお届けします!
ニューヨークでみーんなが大好きな「バブカ」って?
ニューヨークではもうみーんな大好きなのだそうです。
「バブカ」が。「バブカ」って何かご存じですか?
「ドミニクアンセルベーカリー ギンザ」で3月29日から販売される「バブカ」!
「Babuka(バブカ)」というのは、ユダヤ系のスイートなパン。私も東京で数年前から見かけるようになって、チョコレートが使われているので私は特に好きなんですけれど、ホテルやカフェで食べるたびに、美味しいなぁ、と思っていました。
ニューヨークといえば、人気ペイストリーショップ「ドミニクアンセルベーカリー」ですね。現在は表参道にショップがありますが、3月29日に銀座三越地下B2階に新しく「ドミニクアンセルベーカリー ギンザ」がオープン。それと同時に販売されるのが、そうです! つやつやときれいな2種類のバブカたちです。
▲チョコレートバブカ 972円(税込)。たっぷりとバターのしっとり生地、ブリオッシュ生地をうすくのばして、たっぷりとチョコレートクリームを塗って焼いてあります。ダークチョコレートを使い、チョコチップ入り。ニューヨーカーが大好きな定番「チョコレートバブカ」はこちら。
▲抹茶バブカ 972円(税込)。そして私は、これは凄いと思う! 抹茶ガナッシュを焼き込んだ「抹茶バブカ」。ニューヨーカーもびっくりではないでしょうか。ホワイトチョコレートを使った自家製ガナッシュが入ったまさに日本のオリジナル。私はバブカとマッチャは日本で出会うべくして出会ったのではないかと感じてしまいました。こちらも是非!
▲ドミニクアンセルベーカリー ギンザのバブカを作っているエグゼクティブ ペストリー スーシェフ下高光弘さん。
ニューヨークの本店で、毎日このバブカの試作をしていたというシェフによると、NYのドミニクアンセルベーカリーのスタッフもみーんなバブカが大好きで、バブカの試作の焼き上がりの時間を待って、スタッフが沢山集まってきたそう。街の有名ベーカリーはバブカ専用棚やショーケースに500本単位のバブカが売られていることもあるそうですよ!
このバブカはNYの店では販売されていません。完全に日本のドミニクアンセルベーカリー、それも銀座限定です!
初出:しごとなでしこ
ショコラコーディネーター® 市川歩美
チョコレートのジャーナリストとして最新のチョコレート情報に精通。おすすめ・注目のチョコレートの紹介ほか、関連情報を雑誌、テレビ、ラジオ、WEBなどのメディアに提供しながら、メディア・チョコレートブランド・消費者をつなぐ、日本唯一のショコラコーディネーター®として活動。フランスの上質なショコラに1990年代前半に出会って以来、チョコレート愛好家歴は25年以上。「ショコラのある生活」を豊かにするべく、チョコレート関連イベント、トークショーへの出演、テレビ番組、記事の監修、商品企画なども行う。