香港と言えば、やっぱり飲茶♪
…というイメージを持っている人も多いかもしれません。
もちろん飲茶もおいしいのですが、海に囲まれ、アジアの諸外国と近い香港は、他にもシーフードで有名なんです。
今回は、香港からフェリーで向かう島にある、シーフードレストランをご紹介します!
専用フェリーでお出迎え! 香港の中心街からアクセスも楽チン♪
今回私が訪れたのは、『レインボー・レストラン(Rainbow Seafood Restaurant)』という海鮮レストランです。
ラマ島というハイキングで有名な島にあり、香港の中心・セントラルからフェリーで30分。
しかもセントラルにある埠頭まで、レストラン専用の無料フェリーで迎えにきてくれるんです(フェリーは要予約)。
予約時に教えてもらった時間にフェリー乗り場につくと、ほどなくして専用フェリーが到着しました!
このフェリーは、チムサーチョイ、セントラルの2カ所から出ているそうです。たくさんのフェリーが発着していたので、最初はどれかわかりませんでしたが、船にレストラン名がきちんと書いてありました。
▲セントラル駅から、陸橋でつながっているフェリー乗り場から乗船。日本では〝フェリー〟というと、小旅行なイメージですが、香港は、いくつもの島が隣接しているので、買い物や通勤に使う日常的なものです。
30分ほどフェリーに揺られ、あれが「ケネディータウン(街の名前)あたりかな?」などと周囲の景色を見ながら会話しているうちに、ラマ島に到着!
▲おお、これはまさに港町!と言った感じ。どんなシーフードを食べられるのか、期待に胸が膨らみます。
地元っ子と観光客の両方から愛される有名レストラン
お店は香港料理大賞を何度も受賞しており、香港、台湾の有名人や、観光客で人気があります。
店内には有名人の写真や賞状が飾ってありました。食事は主に屋外の席で食べます。
香港市内と比べると価格も安く、有名店ということもあり、私が訪れた土曜日は満席でした!
日本の季節感からすると、めちゃ寒そう…と思うかもしれませんが、香港の1〜3月はすごく過ごしやすい時期。湿度も低く、日中は気温が20度近くになり、朝晩は冷え込みますが、昼は外で過ごすのにぴったりです。
▲お店の外観。店先には、見たこともないような大きなサイズの魚や貝が並びます。新鮮な素材をその場で調理してくれるのも人気の理由。
▲賑わう店内。香港の地元の方、欧米からの観光客で埋め尽くされていました。
▲港に隣接してた屋外の席なので、開放的な気分を味わえます。
新鮮なアワビやアサリ、ロブスター、イカと、あらゆる海の幸を堪能しました!
味付けは薄すぎず濃すぎず、個性が強めな香辛料などもなかったので、日本人にも馴染みやすいと思います。アメリカ、カナダ、フィリピン、台湾など、世界各国から取り寄せられたシーフードは、プリプリしていて、文句なしのおいしさでした!
▲白身魚の炒め物。臭みもなく身が引き締まって◎。
▲イカの唐揚げ。皆、ビールに合わせて食べていました。
▲名物料理のエビのバターソースがけ。豊かな香りと、弾力のあるエビが魅力。
▲エビチャーハン。日本では〆の料理ですが、数品出てきたあと、比較的早い段階でサーブされました。
気になるお会計ですが、お腹がはち切れそうになるほど食べて1人360HKD(約¥5,350)でした。今回は20人の大所帯で行ったので、たくさんの種類を食べられ、割安になりましたが、1皿が大きいので、4人以上で行った方が多くの種類を食べられるかもしれません。
飲茶だけではない、そして、実は離島も観光名所の香港を、ぜひ体験してみてくださいね!
ではまた、再見(ヂョイギン)♥
【名称】天虹海鮮酒家/ Rainbow Seafood Restaurant
【住所】23-25 First Street, Sok Kwu Wan, Lamma Island, Hong Kong
【TEL】(+852)2982-8100
初出:しごとなでしこ
スーれいな 香港在住エディター
モード系、コンサバ系のファッション誌の編集を経て、フリーエディターとして活躍中。国際結婚を機に香港に移住し、現地で地元フリーペーパーに執筆や、日本の女性誌のライター、翻訳を行う。只今、ノマド海外ライフを送りながら、二歳の娘の育児に奮闘する日々。